バーで出会った同い年の女性との一夜限りの関係

42歳になって、仕事一筋で生きてきた。俺は建設会社の現場監督をしている。離婚して5年。最近は仕事以外に楽しみがなく、金曜の夜は一人でバーに行くのが習慣になっていた。

その夜もいつものバーに行くと、カウンター席に一人で座っている女性がいた。同じくらいの年齢に見えた。「ここ、空いてますか?」俺が聞くと、彼女が「どうぞ」と微笑んだ。Sさんという名前だった。彼女も42歳で、不動産会社で働いているらしい。

「一人で飲むの好きなんです」彼女が言った。「俺も。一人の時間が一番落ち着く」「わかります。仕事で人と接する時間が多いから、一人になりたくなる」「同じですね」会話が自然に弾んでいった。

「実は離婚して3年なんです」彼女が突然そう言った。「俺も。5年前に」「じゃあ、同じですね」彼女が笑った。「離婚してから、恋愛とか考えられなくて」「俺もです。仕事ばかりで」「でも、寂しい時あるでしょ?」「...ありますね」「私も」彼女の目が少し潤んでいた。お互いの孤独が重なり合った瞬間だった。

話を続けるうちに、もう1軒行こうということになった。静かなラウンジに移動した。ソファに座ると、彼女の肩が俺の肩に触れた。距離が近い。彼女は避けなかった。柔らかい香水の匂いがした。「ね、顔近くない?」彼女が囁いた。距離は10センチもない。彼女の頬が少し赤い。「近いですね」俺も囁いた。彼女の手が俺の手に重なった。温かかった。

「ね...」彼女が俺を見つめた。「何ですか?」「今日だけ...誰かと一緒にいたい」「俺も...同じです」「じゃあ...」彼女が俺の手を握った。「ホテル、行きましょうか」俺が言うと、彼女は頷いた。

ホテルに着くと、部屋に入った瞬間、彼女が俺に抱きついてきた。「久しぶりに誰かと...」そう言って、彼女の唇が俺の唇に重なった。舌が絡み合う。深いキス。彼女の手が俺のシャツのボタンを外していく。俺も彼女のワンピースのファスナーを下ろした。

ワンピースを脱がせると、白いレースのブラとショーツが現れた。「綺麗ですね」「もう若くないのに...」「そんなことない」ブラのホックを外すと、形の良い胸が現れた。乳首を舌でなぞると、「あっ」と声を上げた。「感じますか?」「うん...久しぶりだから」

ショーツを脱がせて、太ももの内側に指を這わせると、彼女の身体がビクッと震えた。「濡れてますね」「恥ずかしい...でも、我慢できない」彼女の声が震えている。指を入れると、中は熱くて濡れていた。「気持ちいい?」「気持ちいい...」

ベッドに移動すると、彼女が俺の服を脱がせてきた。「大きい...」彼女が目を丸くした。「触っていいですか?」「どうぞ」彼女の手が俺のモノを包み込む。「硬い...」彼女がゆっくりと上下に動かす。気持ちいい。

彼女がベッドに仰向けになった。「来て...」彼女が手を伸ばしてくる。俺は彼女の上に覆い被さった。「入れていい?」「うん...お願い」ゆっくりと挿入していく。「あっ...」彼女の表情が歪んだ。「大丈夫?」「大丈夫...気持ちいい」中はきつくて、熱かった。

腰を動かし始めると、彼女が「あっ、あっ」と喘ぎ始めた。「もっと...深く」彼女が腰を上げてくる。ゆっくりとしたペースで、奥まで入れて止める。彼女の内壁が俺を締め付ける。「そこ...」彼女の声が震えている。腰を引いて、また深く突き上げる。彼女が「あっ、そこ」と声を上げた。

しばらく正常位で動いていると、彼女が「立って...」と言った。「え?」「立ったまま、やりたい」彼女がベッドから降りた。俺も立ち上がる。彼女を壁に押し付けて、後ろから挿入した。「あっ...」さっきとは違う角度で入った。「深い...」

片手で彼女の腰を支えながら、腰を動かしていく。「気持ちいい...」彼女が壁に手をついて、腰を突き出してくる。角度を変えると、彼女が「ダメ、それ...」と息を荒げた。リズミカルに突き上げていく。「あっ、あっ、そこ...」彼女の身体が震えている。

「体位、変えたい」俺が言うと、「うん...」彼女が頷いた。ベッドに戻って、俺が仰向けになった。「上に来て」彼女が俺に跨って、対面座位になった。腰を下ろしてくると、奥まで入った。「すごい...深い」

彼女が腰を前後に動かし始める。「気持ちいい...」彼女が目を閉じて、自分のペースで動いている。胸が上下に揺れる。俺は彼女の腰を掴んで、下から突き上げた。「あっ、ダメ...それ...」彼女の動きが激しくなる。呼吸が乱れてくる。汗が滴り落ちる。

「もう一回、体位変えていい?」俺が聞くと、「うん...正常位がいい」彼女が言った。俺が上になって、彼女の足を肩に担いだ。深く挿入すると、「あっ...」彼女が叫んだ。「深すぎる...でも気持ちいい」

腰を速く動かしていく。彼女が「あっ、あっ、ダメ...」と喘ぎ声を上げる。「もう...イきそう」彼女が言った。「俺も...」「一緒に...」彼女が俺の手を握った。

「イく...イっちゃう」彼女の身体が震えた。「俺も...」同時に果てた。彼女の身体が大きく痙攣して、俺にしがみついてきた。二人とも息が荒い。汗だくの身体が密着している。

朝、目が覚めると、隣に彼女はいなかった。時計を見ると7時。ベッドには彼女の香りだけが残っていた。テーブルには「ありがとう。楽しかったです」とだけ書かれたメモがあった。連絡先も何も残されていなかった。

寂しさと同時に、安堵感もあった。お互いにこれでよかったんだと思う。一夜限りの関係。名前も、連絡先も知らない。でも、確かにあの夜は二人とも満たされていた。それだけで十分だった。時々、あの夜のことを思い出す。柔らかい香水の匂いと、彼女の温もり。きっと彼女も時々思い出しているだろうか。