担当医の彼女に誘われて、診察室で
虫歯の治療で通い始めた歯科医院。担当医は40歳の女性、H先生だった。俺は33歳、メーカーの営業をしている。
「痛かったら手を上げてくださいね」治療中、彼女の優しい声が聞こえる。顔が近い。彼女の香水の匂いがする。綺麗な人だなと思った。
3回目の治療の時、診察後に彼女が言った。「今日で最後の治療ですね」「そうなんですね」少し残念だった。「良かったら、連絡先交換しませんか?」彼女が突然言った。驚いた。「いいんですか?」「ええ。患者さんとは普段はしないんですけど...あなたとはもっと話したいなと思って」彼女が微笑んだ。
数日後、彼女から「今日、時間ありますか?」とLINEが来た。「あります」「じゃあ、ディナーでも」
レストランで食事をしながら、たくさん話した。「実は最近離婚したんです」彼女が言った。「大変でしたね」「ええ。でも今は自由になって、少し寂しいけど」彼女の目が少し潤んでいた。「俺も独身で。仕事ばかりで恋愛から遠ざかってました」「私も。だから、今日は楽しい」彼女が笑った。
食事の後、「もう少し一緒にいたい」彼女が言った。「俺も」「じゃあ、私のクリニック行きます? もう誰もいないし」「いいんですか?」「いいの。来て」
夜のクリニック。誰もいない静かな空間。診察室に入ると、彼女が振り返った。「ここで、二人きり」彼女が囁いた。
「先生...」「今日は先生じゃないから」彼女が俺に近づき、キスをした。
柔らかい唇。舌が絡み合う。白衣を脱がせると、中はブラウスとスカートだった。ボタンを外し、ブラを外すと、豊かな胸が現れた。「触って」彼女が言った。
胸を揉むと、「んっ」と声が漏れた。乳首を舌でなぞると、「あっ」と声を上げた。「声、出ちゃう」「いいの、誰もいないから」彼女が微笑んだ。
スカートを脱がせ、パンティを下ろすと、彼女はもう濡れていた。「準備できてる」そう言って指を入れると、「ああっ」と大きな声を出した。「入れて」彼女が懇願した。
診察椅子に彼女を座らせた。騎乗位ならぬ、椅子での対面。俺も座り、彼女が俺の腰に跨がった。自分で腰を沈めていく。「あっ、入ってくる」彼女が声を上げた。きつい。熱い。彼女の内壁が俺を締め付けた。
抱き合ったまま、彼女が腰を前後に動かす。「気持ちいい」彼女が囁いた。俺も腰を動かす。「そこ、いい」彼女が喘いだ。
「床に行こう」彼女が言った。床に敷いたタオルの上で、彼女を正常位で抱いた。「あっ、奥まで」彼女が叫んだ。腰を引いて、また深く突き上げる。「そこ、そこ」彼女が声を上げた。
リズムを速くする。彼女の胸が揺れる。呼吸が乱れ、汗が身体を伝っていた。「もっと」彼女が懇願した。
「体位、変えよう」彼女を後ろ向きにさせた。バック。後ろから腰を近づけ、挿入した。「あっ、深い」彼女が驚いた。腰を激しく動かす。「ダメ、それ...」彼女が息を荒げた。
「もう、来る」彼女が言った。「俺も」限界が近かった。「一緒に」
数回の激しい突き上げの後、彼女の身体が硬直した。「イク」彼女が叫んだ。その瞬間、俺も限界を迎えた。彼女の中で果てた。
しばらく抱き合ったまま動けなかった。「すごかった」彼女が囁いた。「ああ」
それから俺たちは週に1回、診察時間後に会うようになった。診察室で、誰もいないクリニックで。秘密の関係。
3ヶ月が経った今も、関係は続いている。彼女は俺の主治医で、俺は彼女の患者。でもそれだけじゃない。二人だけの秘密がある。