沖縄で出会った年上の女性との一夜

大学2年の夏、友達と沖縄旅行に行った。俺は20歳、まだ恋愛経験も浅かった。

旅行最終日の夜、国際通りの居酒屋で飲んでいた時、隣のテーブルに一人で座っている女性が目に入った。27歳くらいに見えた。黒いワンピースを着て、グラスを傾けている姿が印象的だった。

「一人旅ですか?」思い切って声をかけた。「ええ。仕事のストレス発散に」彼女が笑った。「俺も友達と来てるんですけど、今は一人で」「良かったら、一緒に飲みます?」彼女が誘ってくれた。

彼女はグラフィックデザイナーで、東京から一人で来たらしい。「最近、仕事で行き詰まってて。逃げ出したくなったの」彼女が言った。「俺も将来のこと考えると不安で。まだ学生だけど」「わかる。私も学生の時、そうだった」彼女が共感してくれた。「でも、若いうちは迷っていいと思う。私なんて27でまだ迷ってる」彼女が笑った。その笑顔が、少し寂しそうに見えた。

話が弾んだ。気づけば店を出て、ビーチを二人で歩いていた。「こんなに話せたの久しぶり」彼女が言った。「俺も」波の音だけが聞こえる静かな夜だった。

砂浜に座り、二人で海を眺めた。自然と距離が近づいていた。50センチ、30センチ、そして肩が触れた。彼女は避けなかった。甘い香水の匂いがした。「ね、顔近くない?」彼女が囁いた。「近いですね」俺の心臓が早く鳴っていた。

目が合った。3秒、5秒。「キス、してもいい?」彼女が小さく呟いた。「いいです」俺は答えた。彼女の唇が俺の唇に重なった。

柔らかい唇。舌が絡み合う。波の音と、二人の息遣いだけが聞こえた。「ホテル、行く?」彼女が囁いた。「はい」俺は頷いた。

彼女のホテルの部屋に入ると、二人ともすぐにキスをした。激しく舌を絡ませ、お互いの服を脱がせ始めた。ワンピースのファスナーを下ろすと、白い肌が露わになった。ブラのホックを外すと、形の良い胸が溢れ出た。「触って」彼女が言った。

胸に手を這わせると、柔らかくて温かかった。乳首を指でなぞると、「んっ」と小さく喘いだ。もう片方の手で太ももの内側を撫でると、彼女の身体がビクッと震えた。「気持ちいい」彼女が囁いた。

彼女も俺のシャツを脱がせ、胸を舐めた。舌の感触が熱かった。「初めてじゃないよね?」「何回かは...」正直に答えた。「じゃあ、私が教えてあげる」彼女が微笑んだ。

パンティを脱がせると、彼女はもう濡れていた。指を入れると、「あっ」と声が漏れた。「入れて」彼女が懇願した。

ベッドに彼女を座らせ、俺も座る。対面座位。彼女が俺の腰に跨がり、自分で腰を沈めた。「あっ、入ってくる」彼女が声を上げた。きつい。熱い。彼女の内壁が俺を締め付けた。

抱き合ったまま、彼女が腰を前後に動かす。密着していて、お互いの体温が伝わってくる。「気持ちいい?」彼女が囁いた。「すごく」俺は答えた。彼女のペースに合わせて、俺も腰を動かす。「そこ、いい」彼女が喘いだ。

「体位、変えよう」彼女が言った。俺を押し倒し、彼女が後ろを向いて四つん這いになった。バック。後ろから腰を近づけ、再び挿入した。「あっ、さっきより深い」彼女が驚いた。角度が変わり、奥まで入っている。腰を引いて、また深く突き入れる。「そこ、そこ」彼女が声を上げた。

ペースを速くすると、彼女の喘ぎ声も大きくなった。「もっと」彼女が懇願した。腰を激しく動かす。彼女の身体が揺れる。呼吸が乱れ、汗が彼女の背中を伝っていた。

「今度は横向いて」俺が言った。彼女を横向きにさせた。側位。後ろから抱きしめるように密着し、挿入した。「ああっ、これ好き」彼女が囁いた。ゆっくりと腰を動かすと、彼女が「ダメ、それ...」と息を荒げた。俺の手が彼女の胸を揉みしだく。

「もう、来る」彼女が言った。「俺も」限界が近かった。「一緒に」彼女が俺の手を握った。

数回の激しい動きの後、彼女の身体が硬直した。「イク」彼女が叫んだ。その瞬間、俺も限界を迎えた。彼女の中で果てた。彼女の身体が痙攣し、力が抜けた。

しばらく抱き合ったまま動けなかった。息が荒かった。「すごかった」彼女が囁いた。「俺も」

翌朝、目が覚めると彼女はいなかった。枕元にメモが置いてあった。「ありがとう。楽しかったよ。元気でね」

それきり、彼女とは連絡を取っていない。名前も知らない。でもあの夜のことは、今でも鮮明に覚えている。