ジムのトレーナーに惹かれて、二人だけの夜
あの夜のことを思い出すと、今でも胸が熱くなる。
俺は29歳、広告代理店でプランナーとして働いている。運動不足を感じてジムに通い始めた。そこで担当になったのが、25歳の女性パーソナルトレーナー、R子だった。モデル体型で美人。最初は仕事と割り切っていたが、彼女との時間が楽しみになっていった。
「もう少し頑張りましょう」トレーニング中、彼女が励ましてくれる。「きついっす」「大丈夫、あと5回」彼女の笑顔が眩しかった。
3ヶ月が経った頃、トレーニング後のストレッチ中に、彼女がふと言った。「最近、仕事ばかりで疲れちゃって」「トレーナーも大変なんですね」「クライアントさんには見せられないけど、私も人間なので」彼女が苦笑した。「愚痴なら聞きますよ」そう言うと、彼女の表情が少し緩んだ。
「実は、このジムの人間関係があまり良くなくて。同僚に嫌味言われたり」「それはつらいですね。でもR子さん、すごく良いトレーナーだと思います」「本当?」彼女が目を輝かせた。「本当です。俺、R子さんのおかげで続けられてます」「そう言ってもらえると嬉しい」彼女の頬が少し赤くなった。
それから、トレーニングの後に少し話す時間が増えた。仕事のこと、プライベートのこと。「最近、恋愛してないんです。仕事ばかりで」彼女が言った。「俺もです。出会いがなくて」「私も...寂しいな、って思う時あります」彼女の声が寂しそうだった。「俺もそう思います」心の距離が縮まっている気がした。
ある日のトレーニング後、彼女が言った。「今日、早く終わったので時間あります?」「あります」即答だった。「じゃあ、近くのカフェでも」
カフェでコーヒーを飲みながら、二人でたくさん話した。気づけば2時間が経っていた。「楽しかった」彼女が笑った。「俺も」店を出ると、もう夜9時を過ぎていた。
駅に向かう途中、彼女が立ち止まった。街灯の下、彼女の顔が見えた。「ね、もう少し一緒にいたいな」彼女が囁いた。心臓が早く鳴った。「俺も」「じゃあ...どこか行きます?」彼女の頬が赤かった。「行こう」
ホテルの部屋に入ると、二人とも少し緊張していた。「初めてこういうの」彼女が言った。「俺も、久しぶり」「優しくして」「当たり前」俺は彼女を抱きしめた。
キスをした。柔らかい唇。舌を絡ませると、彼女が小さく喘いだ。俺の手が彼女の背中を撫でる。彼女の手も俺の背中に回ってきた。
Tシャツを脱がせると、スポーツブラの下に引き締まった身体があった。「トレーナーだからね」彼女が恥ずかしそうに笑った。ブラを外すと、形の良い胸が現れた。「きれい」そう言って胸に手を這わせると、彼女が「んっ」と声を漏らした。乳首を舌でなぞると、「あっ、それ」と身体を震わせた。
彼女も俺のシャツを脱がせ、胸を撫でた。「鍛えてるから、筋肉ありますね」「R子さんのおかげで」「嬉しい」彼女が俺の首筋にキスをした。舌の感触が熱かった。
パンツを脱がせると、彼女は恥ずかしそうに足を閉じた。「見せて」そう言って足を開かせると、もう濡れていた。「こんなになって」「だって...」彼女が顔を背けた。指を入れると、「あっ」と声が漏れた。「気持ちいい?」「うん...」
「そろそろ、いい?」俺が尋ねた。「うん、来て」彼女が頷いた。
俺は彼女の両足を持ち上げ、立ったまま腰を近づけた。立位。入口に当たる。「入れるよ」「うん」ゆっくりと腰を押し込む。きつい。熱い。彼女の内壁が俺を包み込んだ。「あっ、深い」彼女が声を上げた。
立ったまま、ゆっくりと腰を動かす。彼女の身体が俺にしがみついてくる。「そこ、いい」彼女が喘いだ。ペースを上げると、彼女の喘ぎ声も大きくなった。
「重いから、ベッド行こう」俺は彼女を抱えたままベッドへ移動した。彼女を座らせ、俺も座る。対面座位。彼女が俺の腰に跨がり、自分で腰を沈めた。「ああっ、角度が違う」彼女が驚いた。抱き合ったまま、彼女が腰を前後に動かす。密着していて、お互いの体温が伝わってくる。「気持ちいい」彼女が囁いた。「俺も」
抱き合ったまま、俺は彼女をベッドに押し倒した。正常位。もう一度挿入する。「あっ、奥まで」彼女が叫んだ。奥深くまで入っている。腰を引いて、また深く突き上げる。「そこ、そこ」彼女が声を上げた。リズムを速くする。彼女の胸が揺れる。呼吸が乱れ、汗が身体を伝っていた。
「もう、ダメ」彼女が言った。「俺も、来る」限界が近かった。「一緒に」彼女が俺の背中に爪を立てた。
数回の激しい突き上げの後、彼女の身体が硬直した。「イッちゃう」彼女が叫んだ。その瞬間、俺も限界を迎えた。彼女の中で果てた。彼女の身体が痙攣し、力が抜けた。
しばらく抱き合ったまま動けなかった。息が荒かった。「すごかった」彼女が囁いた。「ああ」俺は彼女の髪を撫でた。
それから3ヶ月。俺たちは週に2回、ジムでトレーニングをし、その後は二人だけの時間を過ごしている。付き合っているわけじゃない。でもお互いを求め合う、特別な関係。
彼女は俺のトレーナーで、俺は彼女のクライアント。でもそれだけじゃない。二人だけの秘密がある。