エアコン修理に伺ったお宅の奥さんと
家電修理の仕事をしている。エアコン、冷蔵庫、洗濯機。壊れたものを直すのが俺の仕事だ。
その日は、住宅街にある一軒家へエアコンの修理に向かった。
インターホンを押すと、女性が出てきた。四十代前半くらい。落ち着いた雰囲気で、綺麗な人だった。
「お待ちしてました」彼女が微笑んだ。
「よろしくお願いします」
家に上がる。リビングは広くて、綺麗に片付いている。
「エアコン、二階の寝室なんです」彼女が案内してくれた。
二階に上がる。寝室には大きなベッドとエアコン。
「どんな症状ですか?」
「冷気が全然出なくて」彼女が困った顔をした。「暑くて眠れないんです」
「見てみますね」
脚立に上がって、エアコンを点検する。フィルターが詰まっていた。
「フィルターの掃除、定期的にしてますか?」
「実は、全然してなくて」彼女が恥ずかしそうに言った。「旦那も忙しくて、手伝ってくれないんです」
「そうなんですか」
「はい。もう何年も、家のことは全部私がやってて」彼女が少し寂しそうに言った。
作業を続けながら、彼女と話した。
「旦那さん、お仕事忙しいんですね」
「そうなんです。毎日遅くまで働いて」彼女が俯いた。「週末も接待で。最近、まともに顔も見てない」
「それは大変ですね」
「誰かと話すの、久しぶりなんです」彼女が目に涙を浮かべた。「今日、あなたが来てくれて...嬉しかった」
その言葉に、胸が締め付けられた。
作業が終わった。エアコンから冷気が出ている。
「直りました」
「本当ですか?」彼女が嬉しそうに言った。「ありがとうございます」
「いえ、これが仕事ですから」
「あの...もしよかったら、お茶でも」彼女が提案した。「お礼がしたくて」
「いいんですか?」
「はい。一人で寂しかったんです」
リビングに降りる。彼女が麦茶を持ってきた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
ソファに座る。彼女も隣に座った。
「この仕事、大変ですよね」彼女が言った。
「まあ、慣れました」
「一人で回ってるんですか?」
「そうです。独立して三年くらい」
「すごいですね」彼女が感心したように言った。「私、何もできなくて」
「そんなことないですよ。家のこと全部やってるんでしょ?」
「でも...」彼女が涙を拭った。「もう疲れちゃって」
「大丈夫ですか?」
「すみません、変なこと言って」彼女が謝った。
「いえ。俺でよければ、話聞きますよ」
「ありがとう」彼女が微笑んだ。
しばらく話した。彼女の孤独、寂しさ。俺も自分の話をした。
気づけば、距離が近くなっていた。肩が触れている。彼女の香りがした。
「ねえ」彼女が小さく言った。「変なこと聞いてもいい?」
「何ですか?」
「あなた、奥さんいるの?」
「いないです」
「彼女は?」
「それも」
「そうなんだ」彼女が俺の手に触れた。「もったいない」
その瞬間、空気が変わった。
目が合う。彼女の目が潤んでいる。
「ダメだって、わかってる」彼女が囁いた。「でも...」
「俺も」
彼女を抱き寄せ、キスをした。柔らかい唇。彼女も応えてきた。
舌が絡み合う。彼女の手が俺の首に回る。
「寝室、行きましょう」彼女が囁いた。
二階の寝室に戻る。さっき修理したばかりのエアコンが冷気を出している。
ベッドに倒れ込む。服を脱がせ合う。
彼女のワンピース、下着。成熟した身体。
「恥ずかしい...」彼女が身体を隠そうとした。
「綺麗です」
彼女のブラを外す。豊かな胸が露わになる。
乳首を指でなぞると、彼女が「んっ」と声を漏らした。
「気持ちいい?」
「久しぶりで...」
「旦那さんと?」
「もう一年以上...」彼女が涙目で言った。
その言葉が、俺を興奮させた。
舌で乳首を舐める。彼女が身体を震わせた。
太ももの内側に手を這わせる。彼女が脚を開く。パンティの上から触れると、ぐっしょり濡れていた。
「こんなに濡れてる」
「恥ずかしい...」
パンティを脱がせる。彼女も俺の服を脱がせた。
「入れていいですか?」
「お願い...」
彼女に跨らせた。彼女が俺のものを掴み、自分の中に導いた。
ゆっくりと腰を下ろす。
「あっ...」彼女が目を見開いた。
きつい。熱い。彼女の中が俺を締め付ける。
「動いていい?」
「うん...」
彼女が腰を動かし始めた。ゆっくりと、上下に。
「気持ちいい...」彼女が囁いた。
ペースが速くなる。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
「あっ...あっ...」
俺は彼女の腰を掴んで、下から突き上げた。
「あっ...そこ...」
「ここ?」
「うん...そこがいい」
数分後、体位を変えた。彼女を四つん這いにさせる。
「後ろから?」彼女が恥ずかしそうに言った。
「いいですか?」
「うん...」
後ろから挿入する。さっきより深く入る。
「あっ...」彼女が声を上げた。
腰を動かす。ゆっくりと、深く。彼女の喘ぎ声が部屋に響く。
「気持ちいい...」
ペースを上げる。腰を強く打ち付けると、彼女が「あっ、あっ」と激しく喘ぐ。
「もっと...」彼女が囁いた。
さらにペースを上げる。彼女が激しく喘ぐ。
「イキそう...」彼女が震える声で言った。
「俺も...」
「一緒に...でも中はダメ」
「わかってます」
数回の激しいピストン。彼女が「イク...」と叫び、身体を痙攣させた。俺も限界だった。慌てて抜いて、彼女の背中に果てた。
二人とも息が荒い。ベッドに崩れ落ちた。
「すごかった...」彼女が涙を流しながら言った。
「うん」
「ありがとう」彼女が俺にキスをした。
しばらく抱き合っていた。
「もう行かなきゃ」俺が言った。
「そうね」彼女が寂しそうに笑った。
服を着て、玄関に向かう。
「また...会える?」彼女が聞いた。
「また壊れたら、呼んでください」
彼女が笑った。「わざと壊しちゃおうかな」
家を出た。振り返ると、彼女が手を振っていた。
罪悪感はある。でも、後悔はない。彼女の寂しさを、少しでも埋められたなら。
それでいいと思った。