サークルの合宿で、彼女と二人きりになって
大学のサークル合宿。海辺の宿に泊まる三泊四日の旅。
同じサークルの彼女のことが、ずっと気になっていた。同い年で、いつも明るくて、話していて楽しい。でも、それ以上の関係にはなれなかった。
二日目の夜。飲み会が終わって、みんなが部屋に戻った。俺は一人で浜辺を歩いていた。
「あれ?」後ろから声がした。
振り返ると、彼女が立っていた。
「どうしたの?一人で」彼女が聞いた。
「なんか、寝れなくて。散歩してた」
「私も」彼女が笑った。「一緒に歩いていい?」
「もちろん」
二人で波打ち際を歩く。月明かりが海を照らしている。
「綺麗だね」彼女が言った。
「うん」
「ねえ」彼女が立ち止まった。「実はさ、ずっと話したいことがあって」
「何?」
「あなたのこと、気になってた」彼女が俯いた。
心臓が跳ねた。
「俺も」
「本当?」彼女が顔を上げた。
「本当。ずっと好きだった」
「私も」彼女が笑った。「でも、言えなくて」
「俺も」
二人で笑った。
「今日、やっと言えた」彼女が言った。
「俺も」
彼女が俺に近づいてきた。距離が近い。甘い香りがした。
「キスしていい?」彼女が小さく聞いた。
「うん」
彼女が顔を近づけてきた。唇が触れた。柔らかくて、甘い。
キスが深くなる。彼女の手が俺の首に回る。俺は彼女の腰を引き寄せた。
「ねえ」彼女が囁いた。「宿、戻ろう。でも、みんなのとこじゃなくて」
「どこに?」
「別館、空いてるって聞いた」彼女が頬を赤らめた。
その意味はわかった。
「行こう」
宿に戻り、別館の空き部屋に入った。和室で、布団が敷いてある。
ドアを閉めた瞬間、彼女が俺に抱きついてきた。
「ずっと我慢してた」彼女が言った。
「俺も」
もう一度キスをした。今度は激しく、情熱的に。
彼女のTシャツを脱がせる。白いブラが見えた。
「恥ずかしい...」彼女が身体を隠そうとした。
「綺麗だよ」
ブラのホックを外す。小ぶりだけど形のいい胸が露わになる。
乳首を指でなぞると、彼女が「んっ」と声を漏らした。
「気持ちいい?」
「うん...」
舌で乳首を舐める。彼女が身体を震わせた。
「あっ...」
彼女のショートパンツを脱がせる。ピンクのパンティ。可愛い。
パンティの上から触れると、濡れていた。
「もう濡れてる」
「恥ずかしい...でも我慢できなくて」
彼女も俺の服を脱がせた。二人とも裸になる。
布団に横になる。彼女を抱きしめる。柔らかくて、温かい。
「入れていい?」
「うん。でも...痛かったら言うね」
「ゆっくりするから」
彼女を横向きに寝かせ、後ろから抱きしめるように身体を重ねた。
ゆっくりと挿入する。
「あっ...」彼女が小さく声を出した。
「痛い?」
「大丈夫...続けて」
少しずつ、深く。彼女が息を吐く。
「入った」
「うん...」
しばらく動かずに、彼女が慣れるのを待った。
「動いても大丈夫?」
「うん...」
ゆっくりと腰を動かす。彼女が「あっ...」と小さく喘ぐ。
「痛くない?」
「大丈夫。気持ちいい」
ペースを保ったまま、優しく動く。彼女の喘ぎ声が少しずつ大きくなる。
「気持ちいい...」彼女が囁いた。
「俺も」
数分後、彼女が「向き合いたい」と言った。
彼女を仰向けにして、正面から見つめ合う。
「恥ずかしい...」彼女が顔を赤らめた。
「可愛いよ」
再び挿入する。さっきより深く入る。
「あっ...」彼女が目を見開いた。
「大丈夫?」
「うん...すごく気持ちいい」
ゆっくりと腰を動かす。彼女も腰を動かし始めた。
「気持ちいい...」彼女が囁いた。
「俺も」
彼女の手が俺の背中に回る。爪が少し食い込む。
「もっと...」彼女が言った。
ペースを少し上げる。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
「あっ...あっ...」
「イキそう?」
「わからない...でも何か来そう...」
「我慢しないで」
さらにペースを上げる。彼女が激しく喘ぐ。
「あっ...ダメ...」彼女が言った。
「大丈夫」
数回の深いピストン。彼女が「あっ...」と声を上げ、身体を硬直させた。
「イった...?」
「わからないけど...すごかった」彼女が涙を浮かべながら笑った。
俺も限界だった。「俺も...」
「中はダメ」
慌てて抜いて、彼女の腹の上に果てた。
二人とも息が荒い。しばらく動けなかった。
「好き」彼女が涙を流しながら言った。
「俺も」
抱きしめ合う。彼女の温もりが心地よかった。
「これから、ちゃんと付き合おうね」彼女が囁いた。
「うん」
「初めて、あなたでよかった」
「俺も」
朝まで、二人で抱き合って眠った。
翌朝、宿に戻ると、みんなが「どこ行ってたの?」と聞いてきた。
「散歩してた」俺が答えると、彼女が笑った。
その日から、俺たちは正式に付き合い始めた。
サークルの合宿で始まった恋。そして、忘れられない夜。すべてが大切な思い出になった。