撮影会のあと、ホテルへ誘われて
趣味で写真をやっている。休日はよく撮影会に参加する。被写体は様々だが、その日のモデルは特別だった。
三十代半ば。落ち着いた雰囲気で、大人の色気がある。露出度の高い衣装を着ていたが、品があった。
撮影が始まる。彼女のポーズは自然で、カメラ目線も完璧。プロのモデルだろうか。
「ありがとうございました」撮影が終わり、彼女が挨拶してきた。
「こちらこそ。素晴らしいモデルさんでした」
「嬉しいです」彼女が微笑んだ。「実は、副業でやってるんです」
「副業?」
「はい。本業は会社員で」彼女が少し恥ずかしそうに言った。「刺激が欲しくて、始めたんです」
興味深い。
「そうなんですね」
撮影会が終わり、俺は機材を片付けていた。すると、彼女が近づいてきた。
「あの...もしよかったら、お茶しませんか?」
予想外の誘い。でも、断る理由はなかった。
「いいですよ」
近くのカフェで向かい合って座る。
「今日の写真、データで送ってもらえますか?」彼女が聞いた。
「もちろん。メアド教えてください」
連絡先を交換する。
「普段、何の仕事してるんですか?」俺が聞いた。
「経理です」彼女が答えた。「地味な仕事で。だから、こういう刺激が欲しくて」
「撮影会に出るのって、勇気いりませんか?」
「最初は怖かったです」彼女が笑った。「でも、慣れました。むしろ楽しい」
「すごいですね」
「あなたは?」
「コンサルタントやってます。毎日ストレスで」
「わかります」彼女が共感するように言った。「私も仕事でストレス溜まって。だから撮影会で発散してるんです」
「それすごくわかります」
会話が弾む。気づけば1時間が経っていた。
「そろそろ...」彼女が時計を見た。「でも、まだ話したいな」
「俺も」
「じゃあ...」彼女が俺の目を見た。「もう少し、どこか行きませんか?」
「どこか?」
「静かな場所」彼女が小声で言った。「二人きりで話せる場所」
その意味はわかった。
「いいですよ」
近くのホテルへ向かった。
部屋に入る。高層階の、綺麗な部屋。
「わあ」彼女が窓際に立った。「夜景、綺麗」
俺も隣に立つ。彼女の肩に手を置いた。彼女は避けなかった。
「ねえ」彼女が振り向いた。「キスしていい?」
「うん」
彼女が顔を近づけてきた。唇が触れた。柔らかい。彼女の舌が入ってきた。俺も応えた。
キスが深くなる。彼女の手が俺の首に回る。俺は彼女の腰を引き寄せた。
「ベッド、行こう」彼女が囁いた。
ベッドに倒れ込む。服を脱がせ合う。彼女の衣装、俺のシャツ。床に散らばる。
下着姿の彼女。引き締まった身体に、成熟した色気。
「恥ずかしい...」彼女が身体を隠そうとした。
「綺麗だよ」
彼女のブラを外す。程よい大きさの胸。乳首を指でなぞると、彼女が「んっ」と声を漏らした。
舌で乳首を舐める。彼女が身体を震わせた。
「気持ちいい...」
太ももの内側に手を這わせる。彼女が脚を開く。パンティの上から触れると、既に濡れていた。
「もう濡れてる」
「恥ずかしい...でも我慢できない」
パンティを脱がせる。彼女も俺のボクサーパンツを脱がせた。
「入れていい?」
「お願い」
彼女を正常位で寝かせる。ゆっくりと挿入する。
「あっ...」彼女が息を吐いた。
きつい。熱い。彼女の内側が俺を締め付ける。
「動くよ」
「うん...」
腰を動かし始める。ゆっくりと、深く。彼女が「あっ、あっ」と喘ぐ。
「気持ちいい?」
「すごく...」
ペースを上げる。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
「もっと」彼女が囁いた。
彼女の脚を持ち上げ、奥まで突く。彼女が「あっ」と声を上げた。
「そこ...」
「ここ?」
「うん...そこがいい」
数分後、彼女が「立ってして」と言った。
ベッドから降りる。彼女を壁に押し付け、脚を持ち上げた。
「すごい体勢...」彼女が恥ずかしそうに言った。
挿入する。さっきより深く入る。
「あっ...」彼女が声を上げた。
腰を動かす。激しく、深く。彼女が「あっ、あっ」と激しく喘ぐ。
「気持ちいい...」
「俺も」
立位のまま数分。彼女の身体が震え始めた。
「イキそう...でももう少し」彼女が囁いた。
「体位変える?」
「うん。最後は普通がいい」
ベッドに戻る。彼女を仰向けに寝かせ、正常位で挿入する。
「見つめないで...」彼女が恥ずかしそうに言った。
「見たい」
俺は彼女の目を見ながら、腰を動かした。彼女も俺を見つめ返す。
「もうダメ...」彼女が言った。
「俺も限界」
「中はダメ...」
「わかってる」
数回の深いピストン。彼女が「イク...」と叫び、身体を硬直させた。俺も限界だった。慌てて抜いて、彼女の腹の上に果てた。
二人とも息が荒い。汗だくになっている。
「すごかった...」彼女が囁いた。
「うん」
しばらく抱き合ったまま、余韻に浸った。
「また会える?」彼女が聞いた。
「会いたい」
「私も」彼女が笑った。「次の撮影会も来てね」
「絶対に」
撮影会で出会った彼女。まさかこんな展開になるとは思わなかった。でも、後悔はない。むしろ、最高の夜だった。
それから、俺たちは撮影会のたびに会うようになった。カメラマンとモデル。そして、秘密の関係。