彼女が望んだ、初めての調教
マッチングアプリで知り合った彼女。最初のメッセージから、どこか普通じゃない雰囲気を感じていた。
会ったのは都内のカフェ。細身の体に、落ち着いた服装。控えめな印象だったが、目だけは違った。何かを求めているような、そんな目。
「初めまして」彼女が小さく笑った。
話は弾んだ。仕事の話、趣味の話。彼女は出版社で編集をしているらしい。
「毎日、文字ばかり見てます」彼女が疲れたように言った。「たまには違うこと、したくなるんです」
「違うこと?」
「そう。普段とは全く違うこと」彼女が俺の目を見た。「刺激が欲しいんです」
その言葉に、俺は何かを察した。
2回目のデートは、彼女のマンションだった。
「今日は、お願いがあって」彼女が真剣な顔で言った。
「何?」
「私、普通のセックスじゃ満足できなくて」彼女が俯く。「もっと...支配されたいんです」
驚いた。でも、納得もした。
「いいよ」俺が答えると、彼女の目が輝いた。
「本当?」
「本当」
「じゃあ...今から、あなたの命令に従います」彼女が膝をついた。
この瞬間、何かが変わった。
「立って」俺が命令すると、彼女は素直に立った。
「服を脱いで」
彼女は戸惑いながらも、ブラウスのボタンを外し始めた。一つ、また一つ。手が震えている。
スカートが床に落ちる。下着姿になった彼女は、恥ずかしそうに身体を隠した。
「手を下ろして」
彼女は手を下ろした。顔が真っ赤だ。
「綺麗だよ」俺が言うと、彼女は小さく「ありがとう」と答えた。
「ベッドに行こう」
彼女は素直に従った。ベッドに座る彼女の肩を押し、仰向けに寝かせる。
「目を閉じて」
彼女は目を閉じた。
俺は彼女の身体に触れた。首筋、鎖骨、胸。ゆっくりと、焦らすように。
「あっ...」彼女が小さく声を漏らした。
ブラを外す。豊かな胸が露わになる。乳首を指でなぞると、彼女が身体を震わせた。
「感じる?」
「はい...」
「はい、じゃなくて?」
「ご主人様...」彼女が恥ずかしそうに言った。
その言葉に、俺の中の何かが熱くなった。
乳首を舌で舐める。彼女が「んっ」と喘ぐ。もう片方も同じように。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
太ももの内側に手を這わせる。彼女が脚を開く。パンティの上から触れると、既に濡れていた。
「もう濡れてる」
「恥ずかしい...」彼女が顔を手で覆う。
「手をどけて。恥ずかしがる必要ない」
彼女は手をどけた。涙目になっている。
パンティを脱がせる。彼女の秘部が露わになる。指を滑らせると、ぬるりと入った。
「あっ...」彼女が腰を浮かせた。
「気持ちいい?」
「はい...ご主人様...」
指を出し入れする。彼女の喘ぎ声が部屋に響く。
「もう入れていい?」
「お願いします...」
俺は服を脱いだ。彼女の脚を大きく開かせ、対面座位の体勢にした。
「自分で入れて」
彼女は戸惑いながらも、俺のものを掴み、自分の中に導いた。ゆっくりと腰を下ろす。
「あっ...」彼女が目を見開いた。
きつい。熱い。彼女の内側が俺を締め付ける。
「動いて」
彼女は腰を動かし始めた。ゆっくりと、上下に。
「あっ...あっ...」彼女の喘ぎ声が耳元で聞こえる。
「もっと速く」
彼女はペースを上げた。必死に腰を動かす彼女の表情が、どこか恍惚としている。
「気持ちいい?」
「はい...すごく...」
俺は彼女の腰を掴み、下から突き上げた。彼女が「あっ」と声を上げた。
「そこ...」
「ここ?」
「はい...そこです...」
数分後、体位を変えた。彼女を四つん這いにさせる。
「恥ずかしい...」彼女が小さく呟いた。
「我慢して」
後ろから挿入する。さっきより深く入る。
「あっ...」彼女が声を上げた。
「深い?」
「はい...深いです...」
腰を動かす。ゆっくりと、深く。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
「もっと奥まで」彼女が囁いた。
俺は腰を強く打ち付けた。彼女が「あっ、あっ」と激しく喘ぐ。
「イキそう...」彼女が震える声で言った。
「まだダメ」
「でも...」
「我慢して」
彼女は必死に耐えている。その姿が愛おしかった。
「もう一回、体位変えよう」
彼女を仰向けに寝かせる。正常位で再び挿入する。
「見つめないで...」彼女が恥ずかしそうに言った。
「見たい」
俺は彼女の目を見ながら、腰を動かした。彼女も俺を見つめ返す。
「もうダメ...」彼女が言った。
「イっていいよ」
その言葉と同時に、彼女が「イク...」と叫び、身体を硬直させた。俺も限界だった。彼女の中で果てた。
二人とも息が荒い。しばらく抱き合ったまま、動けなかった。
「ありがとうございました...」彼女が涙目で言った。
「どうだった?」
「最高でした」彼女が微笑んだ。「また...お願いしてもいいですか?」
「もちろん」
彼女が嬉しそうに笑った。
普通じゃない恋愛。でも、これが俺たちの関係。それでいいと思った。