撮影会で出会った彼女との秘密
趣味でカメラをやっている。週末はよく撮影会に参加する。その日も、都内のスタジオで開催された撮影会に足を運んだ。
モデルは20代半ばくらいの女性。華奢な体つきに、透明感のある肌。露出度の高い衣装を着ていたが、どこか上品さが漂っていた。
「お願いします」俺がカメラを構えると、彼女は微笑んだ。
撮影が進む。彼女のポーズは自然で、表情も豊か。でも、時折見せる寂しげな目が気になった。
撮影会が終わり、俺は片付けをしていた。すると、彼女が近づいてきた。
「さっきはありがとうございました。写真、楽しみにしてます」
「こちらこそ。いいモデルさんでした」
「あの...もしよかったら、お茶でも」彼女が言った。
予想外の誘い。俺は頷いた。
近くのカフェで向かい合って座る。
「撮影会、よく出てるんですか?」俺が聞いた。
「月に2、3回くらい。副業みたいなものです」彼女が答えた。「本業はデザイナーで」
「へえ、クリエイティブ系なんですね」
「そうです。でも、最近は行き詰まってて」彼女が少し俯く。「だから撮影会に出て、気分転換してるんです」
「わかります。俺も仕事のストレスで、カメラ始めたんで」
「そうなんですか」彼女の表情が明るくなった。「何の仕事してるんですか?」
「IT系の営業。毎日数字に追われてます」
「大変そう」彼女が同情するように言った。「でも、趣味があるっていいですね」
「そうですね。彼女いないんで、時間はたっぷりあります」
「私も彼氏いないです」彼女が笑った。「最近、別れたばかりで」
「そうなんですか」
「うん。価値観が合わなくて」彼女が少し寂しそうに言った。「でも、もう吹っ切れました」
「それはよかった」
俺たちは1時間ほど話した。会話は途切れず、居心地がよかった。
「そろそろ...」彼女が時計を見た。「でも、まだ帰りたくないな」
「俺も」
「じゃあ、どこか行きませんか?」彼女が提案した。
「どこか...って?」
「私の部屋とか」彼女が俺の目を見た。「写真、ちゃんと見たいんです」
その誘いの意味はわかった。俺は頷いた。
彼女の部屋はスタジオから歩いて10分の場所にあった。1DKのマンション。デザイナーらしく、インテリアにこだわりが見える。
「散らかってるけど、許してください」彼女が笑う。
「全然。センスいいですね」
「ありがとうございます」彼女がワインを持ってきた。「飲みます?」
「いただきます」
ソファに座る。グラスを傾けながら、撮影した写真を見せた。
「わあ、綺麗」彼女が言った。
「モデルがいいから」
「お世辞でも嬉しいです」彼女が俺の腕に手を置いた。
距離が近い。彼女の甘い香水の匂いがした。
「ねえ」彼女が囁いた。「さっきの撮影、ドキドキしました」
「俺も」
「本当?」
「本当」
彼女の顔が近づく。唇が触れた。柔らかいキス。彼女が舌を入れてきた。俺も応えた。
キスが深くなる。彼女の手が俺の胸に這う。俺は彼女の腰を引き寄せた。
「寝室、行こう」彼女が囁いた。
ベッドに倒れ込む。服を脱がせ合う。彼女の白いブラウス、黒いスカート、下着。すべてが床に落ちる。
彼女の身体は細く、肌は透き通るように白い。
「恥ずかしい...」彼女が腕で胸を隠す。
「綺麗だよ」
俺は彼女の身体にキスをした。首筋、鎖骨、胸。乳首を舌で舐めると、彼女が「あっ」と声を上げた。
「気持ちいい?」
「うん...」
俺は彼女の太ももの内側に手を這わせた。既に濡れている。指を滑らせると、彼女が「んっ」と喘いだ。
「入れていい?」
「うん...お願い」
彼女を横向きに寝かせ、後ろから抱きしめるように身体を重ねた。ゆっくりと挿入する。
「あっ...」彼女が息を吐いた。
きつい。熱い。彼女の内側が俺を包み込む。
「動くよ」
「うん...」
ゆっくりと腰を動かす。彼女の喘ぎ声が耳元で聞こえる。
「あっ...あっ...」
「気持ちいい?」
「うん...すごく」
ペースを少し上げる。彼女の身体が小刻みに震える。
「もっと深く」彼女が囁いた。
体位を変える。彼女を仰向けにして、正面から見つめ合う。
「見られると恥ずかしい...」彼女が顔を赤らめる。
「可愛いよ」
再び挿入する。さっきより深く入る。彼女が「あっ」と声を上げた。
「大丈夫?」
「うん...気持ちいい」
俺は彼女の両脚を持ち上げ、奥まで突いた。彼女が「そこ...」と喘ぐ。
「ここ?」
「うん...そこ...」
ペースを上げる。彼女の喘ぎ声が大きくなる。
「イキそう...」彼女が囁いた。
「俺も...」
「中、ダメ...」
「わかってる」
数回の深いピストン。彼女が「イク...」と声を上げ、身体を硬直させた。俺も限界だった。慌てて抜き、彼女の腹の上に果てた。
二人とも息が荒い。彼女の身体が小刻みに震えている。
「すごかった...」彼女が囁いた。
「うん」
俺は彼女を抱きしめた。しばらく、余韻に浸った。
「また会える?」彼女が聞いた。
「もちろん」
「次の撮影会も来てくれる?」
「絶対に」
彼女が笑った。その笑顔が、さっきの撮影会の時より、ずっと明るく見えた。
撮影会で出会った彼女。まさかこんな関係になるとは思わなかった。でも、後悔はない。むしろ、次の撮影会が楽しみになった。