友人の結婚式で再会した元同僚との一夜
33歳、広告代理店勤務。その日は大学時代の友人の結婚式だった。二次会の会場で、懐かしい顔を見つけた。麻美さん。前の会社で一緒に働いていた先輩だ。44歳になっても相変わらず美しかった。
「久しぶり」声をかけると、彼女は笑顔で振り向いた。「本当に。何年ぶり?」「6年くらいですかね」「そんなに経つのね」
二次会が終わって、何人かで三次会に行くことになった。麻美さんも一緒だった。バーで隣に座ることになり、自然と二人で話し込んだ。
「今、どうしてるんですか?」「フリーランスのデザイナーよ。あの会社、結局辞めちゃった」「そうなんですね」「あなたは?」「同じ業界です。まだサラリーマンですけど」
彼女はワインを飲みながら言った。「あの頃は大変だったわね。毎日終電で」「本当に。でも楽しかったですよね」「ええ。あなた、よく頑張ってたわ」そう言って、彼女は俺の肩を軽く叩いた。
その手が、肩に残った時間が少し長かった気がした。
「実はね」彼女が少し声を落とした。「離婚したの。去年」「そうだったんですか」「子供もいなかったし。お互い仕事が忙しくて、すれ違っちゃって」彼女は少し寂しそうに笑った。
「大変でしたね」「まあね。でも今は自由よ。好きな仕事して、好きなように生きてる」そう言いながら、彼女はまた俺を見た。その目に、何か違う光を感じた。
周りを見ると、いつの間にか二人だけになっていた。他のメンバーはカラオケに行ったらしい。
「私たちも行く?」彼女が聞いた。「どうします?」「正直、もう疲れちゃった」「俺もです」
彼女がグラスを置いた。「ねえ、もう少しゆっくり話さない? 私のマンション、この近くなんだけど」
その言葉の意味は、わかっていた。
「いいんですか?」「いいわよ。久しぶりだし」彼女は微笑んだ。大人の、余裕のある笑み。
タクシーでマンションに着いた。エレベーターで上がる間、二人とも黙っていた。でも空気が熱かった。
部屋に入ると、彼女がコートを脱いだ。「座って。何か飲む?」「お願いします」
彼女がワインを持ってきて、隣に座った。すごく近い。太ももが触れそうなくらい。香水の匂いがした。上品で、少し甘い香り。
「ねえ」彼女が俺を見た。「覚えてる? あの時、あなたに言われたこと」「何をですか?」「『麻美さんは綺麗ですね』って」「言いましたっけ」「言ったわよ。嬉しかったわ」
彼女の手が俺の手に重なった。「今でも、そう思う?」「思います。すごく」「ありがとう」
彼女が顔を近づけてきた。もう5センチもない。唇が触れそう。「キスしてもいい?」彼女が囁いた。
俺は答える代わりに、彼女の唇に自分の唇を重ねた。柔らかくて、少し甘かった。ワインの味がした。舌が絡む。彼女が俺の首に手を回す。
「ベッドルーム、行きましょう」彼女が立ち上がった。俺の手を引いて、寝室に向かった。
ベッドに座ると、また唇を重ねた。今度はもっと深く、激しく。彼女が俺のネクタイを緩める。シャツのボタンを外していく。俺も彼女のワンピースのファスナーに手をかけた。
肩からワンピースを滑らせると、黒いランジェリーが見えた。「綺麗」「もう歳なのに」「本当に綺麗です」
ブラのホックを外すと、形のいい胸が現れた。乳首は少し硬くなっていた。舌で舐めると、「んっ」と彼女が声を漏らした。「敏感なんですね」「久しぶりだから」
彼女のショーツを脱がせた。すでに濡れていた。指を当てると、「ああ」と彼女が声を上げた。指を入れると、中がきつく締まった。「気持ちいい?」「ええ、すごく」
彼女が俺のベルトを外した。パンツを下ろすと、俺のモノが飛び出した。「立派ね」彼女がそれを握った。ゆっくりと上下に動かす。「入れたい」「私も」
彼女をベッドに横にした。お互い向き合う形。彼女の足を絡ませて、ゆっくりと挿入した。「はぁ」彼女が息を吐いた。きつい。すごくきつくて、熱い。「動くよ」「うん」
ゆっくりと腰を動かした。彼女の中が俺を締め付ける。「気持ちいい」「私も」彼女の吐息が顔にかかる。すごく近い距離で見つめ合いながら、腰を動かし続けた。
「ねえ、仰向けになって」彼女が言った。
俺が仰向けになると、彼女が上に跨った。自分で俺のモノを咥え込む。「あっ、深い」彼女が腰を下ろした。
腰を前後に揺らし始めた。彼女の胸が揺れる。表情が歪む。「気持ちいい、すごく」俺も腰を突き上げる。「そこ、いい」
汗が彼女の肌を伝う。髪が乱れる。すごく色っぽかった。「もっと」彼女が腰を速く動かす。パチパチと音がする。「ああ、ダメ、もう」
「後ろから、いい?」俺が聞いた。「ええ」
彼女が四つん這いになった。後ろから見るお尻の形が美しい。腰を掴んで、一気に奥まで入れた。「ああっ!」彼女が大きく声を上げた。「深すぎる」「大丈夫?」「平気、気持ちいい」
激しく腰を打ち付けた。パンパンと肌が打ち合う音。彼女の声がどんどん大きくなる。「ああっ、そこ、そこいい!」
彼女の中がさらにきつくなる。限界が近い。俺も我慢できない。「イキそう」「私も、もう」彼女が言った。「一緒に」
「イク、イっちゃう!」彼女が叫んだ瞬間、中がギュッと締まった。「俺も!」全部、彼女の中に出した。彼女も身体を震わせていた。
二人ともベッドに倒れ込んだ。汗だくで、息が荒い。
「すごかった」彼女が笑った。「本当に」「こんなの、久しぶり」「俺もです」
それから、一緒にシャワーを浴びて、またベッドに戻った。彼女は俺の腕の中で眠った。
朝、目が覚めると、彼女がコーヒーを入れてくれていた。「おはよう」「おはようございます」
「また、会える?」彼女が聞いた。「もちろん」
それから、俺たちは時々会うようになった。この関係がどうなるかはわからない。でも今は、それでいいと思っている。