タクシー相乗りした若いOLと一夜限りの関係
28歳、商社勤務。金曜の夜、残業が終わって終電を逃した。タクシー乗り場には長い列ができていた。
前に立っていた女性が、困った顔をしていた。24歳くらいに見える。スーツ姿で、OLっぽい。
「すみません」彼女が振り返った。「もしよかったら、タクシー相乗りしませんか?方向が同じなら」
「いいですよ。どちらまで?」
「世田谷です」
「俺も世田谷なんで、ちょうどいいです」
タクシーが来て、二人で乗った。
「助かりました。ありがとうございます」彼女が言った。
「こちらこそ。早く帰れそうです」
車内で、少し話をした。
「お仕事は何を?」彼女が聞いてきた。
「商社です。残業が多くて」
「私もです。広告代理店で事務をしてるんですけど、今日も終電逃しちゃって」彼女が苦笑した。
「大変ですね。毎日こんな感じですか?」
「そうですね。最近特に忙しくて」彼女が言った。「彼氏とも会えなくて、喧嘩ばかりで」
「そうなんですか」
「もう疲れちゃって」彼女がため息をついた。「仕事も恋愛も、うまくいかない」
「わかります。俺も最近、元カノと別れたばかりで」
「そうなんですか?寂しいですね」彼女が共感してくれた。
「寂しいです。でも、仕事が忙しくて、それどころじゃなくて」
「私も同じです」彼女が微笑んだ。「話せて、ちょっと気が楽になりました」
タクシーが彼女の家に着いた。
「ここです」彼女が運転手に言った。「ありがとうございました」
「いえいえ」
彼女が降りようとして、立ち止まった。「あの...もしよかったら、少しだけお茶していきませんか?お礼させてください」
心臓がドキッとした。「いいんですか?」
「はい。一人で帰るの、寂しくて」
彼女の部屋に入った。ワンルームの綺麗な部屋。
「座ってください」彼女がソファを指した。
コーヒーを淹れてくれた。隣に座ると、彼女が「今日、話せて本当によかった」と言った。
「俺もです」
「実は、今日彼氏と大喧嘩して」彼女が言った。「もう限界かもって思ってて」
「辛いですね」
「でも、あなたと話してたら、ちょっと忘れられた」彼女が俺の目を見た。「ありがとう」
距離が近い。彼女の香水の甘い匂いがする。肩が触れた。彼女は避けなかった。
「ねえ」彼女が小さく囁いた。「変なこと聞くけど、今夜、一緒にいてくれない?」
心臓がバクバクした。「どういう意味ですか?」
「わかるでしょ?」彼女が俺の手を握った。「今夜だけ、彼氏のこと忘れたい」
目が合った。3秒、5秒。彼女が「ダメかな...」と小さく呟いた。
「ダメじゃないです」
彼女が安堵した表情をした。そのまま、俺の首に手を回してきた。
キスをした。柔らかい唇。舌が入ってきた。積極的だった。彼女の手が俺のシャツのボタンを外し始めた。
「寝室、行く?」彼女が聞いた。
「はい」
寝室に入ると、彼女が俺の服を脱がせ始めた。シャツを脱がせて、ベルトを外す。
俺も彼女のブラウスのボタンを外した。肩から滑らせると、白いブラが見えた。ブラのホックを外すと、Cカップくらいの胸が現れた。形が綺麗で、張りがある。
「綺麗ですね」
「ありがとう」彼女が照れた。
両手で揉んだ。柔らかくて、温かい。乳首を指で転がすと、「んっ」と小さく喘いだ。
「敏感なんですね」
「触られてないから...」
乳首を舌でなぞった。「あっ...」と彼女の声が大きくなる。もう一方の胸も手で揉みながら、乳首を軽く噛んだ。彼女の身体がビクッと震えた。
「気持ちいい...」彼女が俺の髪を撫でた。
彼女を押し倒して、スカートを脱がせた。パンティも脱がせて、脚を開かせた。太ももの内側を撫でると、もう濡れている。指を入れると、ぬるぬるしていて熱い。
「あっ...そこ...」彼女が腰を浮かせた。
指を出し入れしながら、クリトリスを親指で擦った。「ああっ...ダメ...」彼女の声が大きくなる。もっと激しく指を動かすと、「もう、入れて...」と懇願された。
俺は服を脱いで、コンドームをつけた。彼女の上に覆いかぶさって、正常位で入れた。
「んんっ!」彼女が目を閉じた。
きつい。そして熱い。奥まで入れると、彼女が「はぁ...久しぶり...」と呟いた。
「動きますね」
「うん」
ゆっくりと腰を動かした。彼女の中がぬるぬるで、スムーズに出し入れできる。「あっ、いい...」彼女が小さく喘ぐ。
ペースを上げた。腰を深く打ち付けると、彼女が「そこ...奥...」と声を上げた。胸が揺れる。
「横向いて」
二人とも横を向いた。後ろから抱きしめるように入れると、この角度だとさらに深く入る。
「ああ...深い」彼女が息を荒げた。
後ろから胸を揉みながら、ゆっくりと腰を動かした。「気持ちいいですか?」
「すごく...彼氏とは全然違う...」
「もっと、激しくしてもいいですか?」
「お願い」
腰を強く打ち付けた。パンパンという音が部屋に響く。彼女が「あっ、あっ、いい...!」と声を上げる。
「上、乗って」俺が仰向けになった。
彼女が俺の上にまたがった。自分で腰を下ろして、また奥まで入れた。彼女が腰を動かし始めた。前後に、そして円を描くように。
「この体勢、好き」彼女が言った。「自分でコントロールできるから」
彼女のペースがどんどん早くなる。腰を激しく動かして、俺の上で揺れている。汗が流れて、肌が光っている。「気持ちいい...もう、イきそう...」
「俺も」
「一緒に...」彼女が俺の手を握った。
限界だった。腰を突き上げると、彼女が「イく...イっちゃう...!」と叫んだ。彼女の身体がビクビク震えた。俺も同時に達した。彼女が俺の胸に倒れ込んできた。
しばらく、二人とも動けなかった。汗だくで、息が荒い。
「すごかった...」彼女がやっと口を開いた。「生きてるって感じがした」
「俺も」
翌朝、俺は早く家に帰った。
「ありがとう」彼女が玄関で言った。「今夜のこと、忘れないけど...でも、これで終わり」
「わかってます」
彼女が微笑んで、ドアを閉めた。
それから、彼女とは会っていない。一夜限りの関係。でも、あの夜のことは忘れられない。偶然の出会いが、一瞬だけ交わった夜だった。