終電で隣に座った年上女性と一夜限りの関係

23歳、広告代理店勤務。残業が多くて、終電で帰ることが日常だった。

その日も金曜の夜11時過ぎ、疲れ果てて電車に乗った。座席に座ると、隣に女性が座ってきた。35歳くらいに見える。スーツ姿で、綺麗な人だった。

電車が揺れて、肩が触れた。彼女が「すみません」と小さく言った。

「いえ、大丈夫です」

それから何駅か過ぎた。彼女が小さくため息をついた。疲れているようだった。

「大変そうですね」思わず声をかけた。

彼女が顔を上げた。「わかります?」

「俺も疲れてるんで。同じ匂いがします」

彼女が笑った。「同じ匂い、か。確かに」

それから、少し話すようになった。

「お仕事は何を?」彼女が聞いてきた。

「広告代理店です。最近プロジェクトが忙しくて」

「私も似たようなものです。コンサルタント」彼女が言った。「もう疲れちゃって。今日も終電ギリギリ」

「わかります。毎日こんな感じで」

「そうですよね」彼女が共感してくれた。「若いのに大変ね。私なんてもう35で、体力的にもきつくて」

「そんなに見えないですよ。綺麗だし」

彼女が少し照れた。「ありがとう。久しぶりに褒められた」

「彼氏とかいないんですか?」

「いない。仕事ばかりで、出会いもないし」彼女がため息をついた。「あなたは?」

「俺もいないです。同じく、仕事ばかりで」

「一緒だ」彼女が微笑んだ。

そこで彼女の駅に着いた。「降ります」彼女が立ち上がった。

「お疲れ様です」

「ねえ」彼女が立ち止まった。「もしよかったら、駅前で一杯どう?まだ帰りたくないの」

心臓がドキッとした。「いいですよ」

駅前のバーに入った。カウンター席に並んで座った。

「今日、なんか特別に疲れてて」彼女がワインを飲みながら言った。「仕事も人間関係も、全部うまくいかなくて」

「そうなんですね」

「でも、あなたと話してたら、少し気が楽になった」彼女が俺の目を見た。「ありがとう」

「こちらこそ。俺も楽になりました」

距離が近い。彼女の香水の甘い匂いがする。肩が触れた。彼女は避けなかった。

「ねえ」彼女が小さく囁いた。「変なこと聞くけど、今夜、一緒にいてくれない?」

心臓がバクバクした。「どういう意味ですか?」

「わかるでしょ?」彼女が俺の手を握った。「今夜だけ、現実を忘れたい」

目が合った。3秒、5秒。彼女が「ダメかな...」と小さく呟いた。

「ダメじゃないです」

「よかった」彼女が安堵した表情をした。

近くのホテルにチェックインした。部屋に入ると、彼女が俺の首に手を回してきた。

キスをした。柔らかい唇。舌が入ってきた。大人のキス。積極的で、濃厚だった。

「シャワー、浴びていい?」彼女が聞いた。

「どうぞ」

彼女がバスルームに入った。10分くらいして、バスタオル一枚で出てきた。濡れた髪が色っぽい。

「あなたも」

俺も急いでシャワーを浴びた。出ると、彼女がベッドに座っていた。

「来て」

隣に座ると、彼女が俺の首に手を回してきた。キスをした。さっきより激しい。彼女の手が俺のバスローブの中に入ってくる。

「脱がせていい?」

「うん」

彼女のバスタオルを取った。35歳の身体。手入れが行き届いていて、綺麗だった。Cカップくらいの胸。形が綺麗で、肌が白い。

「触って」

両手で揉んだ。柔らかくて、温かい。乳首を指で転がすと、「んっ」と小さく喘いだ。

「敏感なんですね」

「久しぶりだから...」

乳首を舌でなぞった。「あっ...」と彼女の声が大きくなる。もう一方の胸も手で揉みながら、乳首を軽く噛んだ。彼女の身体がビクッと震えた。

「気持ちいい...」彼女が俺の髪を撫でた。

彼女を押し倒して、脚を開かせた。太ももの内側を撫でると、もう濡れている。指を入れると、ぬるぬるしていて熱い。

「あっ...そこ...」彼女が腰を浮かせた。

指を出し入れしながら、クリトリスを親指で擦った。「ああっ...ダメ...」彼女の声が大きくなる。もっと激しく指を動かすと、「もう、入れて...」と懇願された。

俺は服を脱いで、コンドームをつけた。彼女の上に覆いかぶさって、横向きで入れた。

「んんっ!」彼女が目を閉じた。

きつい。そして熱い。奥まで入れると、彼女が「はぁ...久しぶり...」と呟いた。

「動きますね」

「うん」

ゆっくりと腰を動かした。彼女の中がぬるぬるで、スムーズに出し入れできる。「あっ、いい...」彼女が小さく喘ぐ。

後ろから抱きしめながら、腰を動かした。彼女の耳元で「気持ちいいですか?」と囁くと、「すごく...」と答えた。

ペースを上げた。腰を深く打ち付けると、彼女が「そこ...奥...」と声を上げた。

「仰向けになって」

彼女が仰向けになった。正常位で入れた。彼女の顔が見える。汗だくで、頬が紅潮している。

「あっ、いい...」彼女が小さく喘ぐ。

ゆっくりと腰を動かした。彼女が「もっと、激しくしていい」と言った。

腰を強く打ち付けた。パンパンという音が部屋に響く。彼女が「あっ、あっ、激しい...!」と声を上げる。

「上、乗って」俺が仰向けになった。

彼女が俺の上にまたがった。自分で腰を下ろして、また奥まで入れた。彼女が腰を動かし始めた。前後に、そして円を描くように。

「この体勢、好き」彼女が言った。「自分でコントロールできるから」

彼女のペースがどんどん早くなる。腰を激しく動かして、俺の上で揺れている。汗が流れて、肌が光っている。「気持ちいい...もう、イきそう...」

「俺も」

「一緒に...」彼女が俺の手を握った。

限界だった。腰を突き上げると、彼女が「イく...イっちゃう...!」と叫んだ。彼女の身体がビクビク震えた。俺も同時に達した。彼女が俺の胸に倒れ込んできた。

しばらく、二人とも動けなかった。汗だくで、息が荒い。

「すごかった...」彼女がやっと口を開いた。「久しぶりに、生きてるって感じがした」

「俺も」

翌朝、彼女は帰っていった。

「ありがとう」彼女が玄関で言った。「今夜のこと、忘れないけど...でも、これで終わり」

「わかってます」

彼女が微笑んで、ホテルを出ていった。

それから、彼女とは会っていない。一夜限りの関係。でも、あの夜のことは忘れられない。疲れた同士が、一瞬だけ交わった夜だった。