渋谷で家出中の女性を拾ってホテルへ

37歳、独身。仕事は普通のサラリーマン。特に刺激のない日常を送っていた。

ある金曜の夜、渋谷で飲んで帰る途中、大きなボストンバッグを抱えて歩いている女性を見かけた。駅の近くのベンチに座って、困った顔をしている。

声をかけてみた。「大丈夫ですか?何かお困りですか?」

彼女は顔を上げた。34歳くらいに見える。綺麗な顔立ちだが、疲れた表情をしていた。

「あ...いえ、ちょっと...」彼女が答えに詰まった。

「その荷物、重そうですね。どこか行くんですか?」

彼女はため息をついた。「実は、夫と喧嘩して家を出てきたんです。でも、行く当てもなくて」

「そうなんですか。大変ですね」

「ホテルでも取ろうかと思ったんですけど、この時間だとどこも満室で」彼女が困った顔をした。

思わず提案していた。「俺、この近くにマンション借りてるんです。よかったら、今夜だけでも泊まりませんか?」

彼女が驚いた顔をした。「え、でも...」

「変な意味じゃないです。困ってる人を放っておけなくて。ソファもあるし、一晩くらいなら」

彼女は少し考えて、「お願いしてもいいですか?」と答えた。

マンションに着いて、彼女を部屋に通した。

「シャワー、使ってください。タオルはそこにあります」

「ありがとうございます。助かります」

彼女がシャワーを浴びている間、俺はコーヒーを淹れた。しばらくして、彼女が出てきた。髪が濡れていて、部屋着を借りた姿が妙に色っぽい。

「コーヒー、どうぞ」

「ありがとうございます」彼女がソファに座った。

「旦那さんと、何があったんですか?」

「もう、限界だったんです。結婚して5年。最初の頃はよかったんですけど、だんだん会話もなくなって。昨日、些細なことで喧嘩して、もういいやって」彼女が目を伏せた。

「辛かったんですね」

「はい。でも、見ず知らずのあなたに助けてもらって...なんか、人の優しさに触れた気がします」彼女が微笑んだ。

「いえいえ。俺も独身で寂しいんで、話し相手ができて嬉しいです」

「独身なんですか?意外です。優しいし、モテそうなのに」

「全然。仕事ばっかりで、出会いもないですよ」

それから、色々な話をした。仕事のこと、趣味のこと、人生のこと。気がつけば、距離が近くなっていた。

ソファに並んで座っていて、肩が触れた。彼女は避けなかった。シャンプーの香りがする。

「ねえ」彼女が小さく囁いた。「今夜だけ、現実を忘れたい」

心臓がドキッとした。「どういう意味ですか?」

彼女が俺の目を見た。「わかるでしょ?」

目が合った。3秒、5秒。彼女が俺の首に手を回してきた。

キスをした。柔らかい唇。舌が入ってきた。彼女の手が俺のシャツの中に入ってくる。

「いいんですか?」俺が聞いた。

「今夜だけ。明日になったら、また現実に戻るから」彼女が答えた。

俺は彼女を抱き上げて、ベッドに運んだ。

部屋着のボタンを一つずつ外していく。彼女は抵抗しなかった。服を脱がせると、白い下着が見えた。

「綺麗ですね」

「そんなこと...久しぶりに言われた」彼女が恥ずかしそうに笑った。

ブラのホックを外すと、Cカップくらいの胸が現れた。形が綺麗で、乳首がピンク色をしている。

「触っていいですか?」

「お願い」

両手で揉んだ。柔らかくて、温かい。乳首を指で転がすと、「んっ」と小さく喘いだ。

「敏感なんですか?」

「ずっと触られてなかったから...」

乳首を舌でなぞった。「あっ...」彼女の声が大きくなる。もう一方の胸も手で揉みながら、乳首を軽く噛んだ。彼女の身体がビクッと震えた。

「気持ちいい...」彼女が俺の髪を撫でた。

パンティを脱がせて、太ももの内側を撫でた。彼女が脚を開いた。もう濡れている。指を入れると、ぬるぬるしていて熱い。

「あっ...そこ...」彼女が腰を浮かせた。

指を出し入れしながら、クリトリスを親指で擦った。「ああっ...ダメ...」彼女の声が大きくなる。もっと激しく指を動かすと、「もう、入れて...」と懇願された。

俺は服を脱いで、彼女の上に覆いかぶさった。ゆっくりと入れた。

「んんっ...!」彼女が目を閉じた。

きつい。そして熱い。奥まで入れると、彼女が「はぁ...久しぶり...」と呟いた。

「動きますね」

ゆっくりと腰を動かした。彼女の中がぬるぬるで、出し入れがスムーズ。「あっ、いい...」彼女が小さく喘ぐ。

ペースを上げた。腰を深く打ち付けると、彼女が「そこ...奥...」と声を上げた。胸が揺れる。その光景に興奮して、さらに動きを激しくした。

「横向いて」俺が言った。

彼女が横を向いた。俺も横になって、後ろから抱きしめるように入れた。この角度だと、さらに深く入る。

「ああ...深い」彼女が息を荒げた。

後ろから胸を揉みながら、ゆっくりと腰を動かした。彼女の耳元で「気持ちいいですか?」と囁くと、「すごく...こんなの、何年ぶりかわからない」と答えた。

「もっと、激しくしてもいいですか?」

「うん...お願い」

腰を強く打ち付けた。パンパンという音が部屋に響く。彼女が「あっ、あっ、いい...!」と声を上げる。

「上、乗ってもらえますか?」俺が仰向けになった。

彼女が俺の上にまたがった。自分で腰を下ろして、また奥まで入れた。彼女が腰を動かし始めた。前後に、そして円を描くように。

「この体勢、久しぶり」彼女が言った。「自分でコントロールできるから、好き」

彼女のペースがどんどん早くなる。腰を激しく動かして、俺の上で揺れている。胸が揺れて、汗が流れている。「気持ちいい...もう、イきそう...」

「俺もです」

「一緒に...」彼女が俺の手を握った。

限界だった。腰を突き上げると、彼女が「ああっ!イく...!」と叫んだ。彼女の身体がビクビク震えた。俺も同時に達した。彼女が俺の胸に倒れ込んできた。

しばらく、二人とも動けなかった。汗だくで、息が荒い。

「ありがとう...」彼女がやっと口を開いた。「生きてるって感じがした」

「俺もです」

翌朝、彼女は帰っていった。

「旦那と、もう一度話してみます」彼女が玄関で言った。「昨日のこと、忘れないけど...でも、ちゃんと向き合わないといけないから」

「そうですね。頑張ってください」

彼女が微笑んで、マンションを出ていった。

それから、彼女とは会っていない。一夜限りの関係。でも、あの夜のことは忘れられない。誰かを必要としていた彼女と、誰かに必要とされたかった俺。お互いの寂しさが、一瞬だけ交わった夜だった。