夏の終わりに出会った21歳の女の子と夜のビーチで

44歳、独身。夏の終わり、仕事の疲れを癒すために海辺の町に一人で来ていた。

夕暮れ時、ビーチを散歩していると、砂浜に座って海を眺めている女の子がいた。21くらいか。Tシャツに短パン、ロングヘアを風になびかせている。

「一人?」声をかけると、彼女は振り向いた。「はい。旅行で来たんですけど、友達が用事で帰っちゃって」「そっか。俺も一人だよ」「じゃあ...良かったら、少し話しませんか?」

名前は咲。大学4年生で、就活も終わって最後の夏を楽しんでるらしい。

「実は、就活うまくいかなくて。第一志望全部落ちたんです」咲が砂をいじりながら言った。「そうなんだ。それは辛かったね」「はい...でも、今の内定先も悪くないかなって思えてきて」「大事なのはそこだよ。どこにいても、自分次第だから」「そうですよね...なんか、話せて良かったです」

太陽が沈んで、空がオレンジ色に染まる。波の音だけが聞こえる静かな時間。

「あの...お腹空きませんか?」咲が聞いてきた。「空いたね」「近くに屋台とかあるみたいなんですけど、一緒に行きませんか?」「いいよ」

ビーチ沿いの屋台で焼きそばとビールを買って、また砂浜に戻る。並んで座って食べながら、いろんな話をした。

「私、年上の人と話すの好きなんです」咲がビールを飲みながら言った。「落ち着くし、いろんなこと教えてもらえるし」「俺なんておじさんだけどね」「全然そんなことないですよ。優しいし、話も面白いし」

気づけば距離が近い。50センチくらい。咲の髪から潮の匂いがする。

「星、綺麗ですね」咲が空を見上げた。「本当だ」俺も見上げる。満天の星空。

「ねえ、もっと人気のないところ行きませんか?」咲が俺を見た。「いいの?」「はい。なんか...今日だけの特別な時間にしたくて」

二人で歩いて、人通りのないビーチの端へ。岩場に腰を下ろす。距離、30センチ。

「寒くない?」「大丈夫です。むしろ...温かいです」

咲が俺の肩に寄りかかってきた。細くて柔らかい体。心臓が早鳴る。

「ねえ...」咲が小さく呟いた。「私、今すごくドキドキしてます」「俺も」「じゃあ...」

見つめ合う。3秒、5秒。咲の瞳が揺れている。月明かりに照らされた顔が綺麗だ。

「キス...していいですか?」咲が聞いた。「いいよ」

唇が重なる。柔らかい。舌が絡む。咲が俺の首に腕を回す。

「ここじゃ...人来るかも」俺が言うと、「あっちに岩陰があります」咲が指差した。

岩陰に移動。完全に二人きりの空間。砂浜に座り込んで、また抱き合う。

咲のTシャツに手をかける。「脱がせていいですか?」「はい...」

Tシャツを脱がせる。白いブラジャー。月明かりに白い肌が浮かぶ。「綺麗だ」「恥ずかしいです...」

ブラを外すと、小ぶりだけど形のいい胸。乳首を指で触ると、「んっ」と声が漏れる。舌で舐めると、「あ...」と体が震える。

「私も...」咲が俺のシャツを脱がせる。ベルトを外し、ズボンも下ろす。「すごい...」目を丸くする。

咲の短パンとショーツを脱がせる。もう濡れている。「感じてくれてるんだね」「はい...ずっと...」

「立って...してみませんか?」咲が言った。「立って?」「なんか...野外だし...そっちの方が...」

咲を立たせて、岩に手をつかせる。後ろから抱きつく。「入れるね」「はい...」

ゆっくり挿入する。「あっ...」咲の声が夜空に響く。きつい。熱い。「大丈夫?」「はい...奥まで...来てください...」

全部入れて、ゆっくり動く。咲が岩に手をついて、お尻を突き出す。「気持ちいい...」「俺も...」

波の音だけが聞こえる。月明かりの下で、汗をかきながら腰を動かす。「もっと...強く...」「こう?」「はい...そこ...いい...」

「座りたい...対面で...」咲が言った。

砂浜に座って、咲を膝の上に跨がせる。「こうですか?」「うん。顔見ながらしたい」

咲が自分で入れて、腰を下ろす。「あぁ...さっきより深い...」「角度変わったから」「うん...いい...」

抱き合いながら、お互いに腰を動かす。キスしながら。咲の小さな胸が揺れる。「気持ちいい...」「俺も...」

「最後...横になりたい...」

砂浜に寝転んで、横向きに抱き合う。後ろから入れると、「あ...優しい...」「咲...」「はい...」

ゆっくり動きながら、胸を撫でる。耳元で囁く。「すごく気持ちいい」「私も...」

ペースを上げる。呼吸が荒くなる。波の音に混じって、咲の喘ぎ声。「もう...イきそう...」「私も...一緒に...」「うん...」

咲の中で果てた。同時に咲も達したみたいで、体を震わせて俺の腕にしがみついた。

しばらく抱き合ったまま。波の音と、二人の息遣いだけ。

「...すごく良かったです」咲が小さく言った。「俺も」「こんなの...初めて...」「野外?」「それもだけど...こんなに心から感じたの...」

服を着て、また砂浜に座る。星空を見上げながら。

「明日、私帰るんです」咲が言った。「そっか」「今日だけの思い出...ですね」「そうだね。でも、忘れられない思い出になった」「私も...」

朝まで一緒にいて、咲が帰る時間になった。「ありがとうございました」咲が笑顔で言った。「こちらこそ」

連絡先は交換しなかった。夏の終わりの、一夜限りの出会い。21歳の女の子との、夜のビーチでの思い出。今でも忘れられない。