コミケで意気投合した院生とセフレになった話

38歳のサラリーマンがコミケに通うのは、少し恥ずかしい話かもしれない。でも趣味は趣味だ。

夏のコミケ、企業ブースで同じサークルの本を探してた時、隣にいた女性と目が合った。ショートカットにTシャツとジーンズ。若い。20代後半だろうか。

「あ、それ私も探してました!」彼女が声をかけてきた。「本当ですか。なかなかマニアックな作品ですよね」「そうなんですよ! 周りに話せる人いなくて」

彼女—後で聞いたら結衣って名前だった—と、そのまま休憩スペースでお茶することになった。

「私、大学院生で。文学研究してるんですけど、こういうのも好きで」「へえ、すごいですね。俺なんか普通のサラリーマンで」「いえいえ、こうやって趣味を大事にしてる大人の方、素敵だと思います」

話が合う。作品の話、キャラの話、ストーリーの話。気づけば2時間話し込んでた。

「実は私、年上の男性と話すの好きなんです」結衣がアイスコーヒーを飲みながら言った。「落ち着いてるし、話も面白いし」「俺なんかおじさんですよ」「そんなことないですよ。むしろ、同年代の男子より全然いい」

彼女の笑顔、可愛い。29歳で院生。頭いいんだろうな。でも話し方は柔らかくて、親しみやすい。

「良かったら、連絡先交換しませんか? また趣味の話したいです」結衣が提案してくれた。「もちろん」

それから週に一度、LINEで話すようになった。アニメの話、漫画の話、時々お互いの近況。

1ヶ月後、「今度お茶しませんか?」と誘われた。都内のカフェで待ち合わせ。結衣はワンピース姿で、コミケの時とは違う雰囲気だった。

「実は最近、論文で詰まってて」結衣が愚痴をこぼした。「指導教官とも合わなくて、正直辛いんです」「それは大変ですね」「でも、こうやって○○さんと話してると、気が紛れます」「俺も楽しいですよ。結衣さんと話すの」

テーブル越し、50センチくらいの距離。彼女の目が真っ直ぐこっちを見てる。

カフェを出て、駅まで歩く。10月の夜風が心地いい。気づけば肩が触れるくらいの距離になってた。

「あの...今日、もう少し一緒にいてもいいですか?」結衣が立ち止まって言った。「もちろん。どこか行きます?」「...できたら、○○さんの部屋とか...ダメですか?」

心臓が跳ねた。いいのか? 9歳も年下の子を。

「本当にいいんですか?」「はい。私、○○さんのこと...気になってて」

目が合う。3秒、5秒。彼女の頬が赤い。

「分かりました。俺の部屋、近いです」

彼女の手を握った。柔らかくて温かい。

部屋に着くと、結衣が「緊張します」と笑った。「俺もです」「でも...嬉しい」

キスした。最初はゆっくり、優しく。彼女も応えてくれる。徐々に深くなって、舌が絡む。

「ベッド...いいですか?」結衣が囁いた。「うん」

ベッドに座って、結衣のワンピースのファスナーを下ろす。「自分で脱ぎます」彼女がそう言って、ワンピースを脱いだ。白い下着。細身で、胸は小さめだけど綺麗な体。

「結衣さん、綺麗です」「恥ずかしい...でも、嬉しい」

俺も服を脱ぐ。彼女がブラを外す。小さな胸だけど、形がいい。乳首を指で触ると、「んっ」と声が出る。舌で舐めると、「あ...」と体が震える。

「○○さん...下も...脱がせてください」

ショーツを下ろすと、もう濡れてる。「感じてくれてるんですね」「だって...ずっと我慢してたから」

指を入れると、「あぁっ」と大きな声。「気持ちいい?」「はい...でも...もっと...」

俺のズボンも脱がせてもらう。「すごい...大きい...」結衣が目を丸くする。「大丈夫かな」「試してみたいです」

「じゃあ、結衣さんが上になって」「はい」

結衣が跨って、ゆっくり腰を下ろす。「あ...入る...」きつい。熱い。「大丈夫?」「はい...奥まで...来てます...」

結衣が腰を動かし始める。上下に、ゆっくりと。小さな胸が揺れる。「気持ちいい...」「俺も」

下から突き上げると、「あっ...そこ...」と声が高くなる。「ここ?」「はい...そこ...好き...」

「横になろう」二人とも横向きになって、後ろから抱きしめる。入れると、「あ...角度が違う...」「どう?」「いい...すごく...」

ゆっくり動きながら、胸を撫でる。「もっと...強く突いてください...」「こう?」「はい...あ...」

「最後...対面がいい」「分かった」

結衣を仰向けにして、覆い被さる。「見てください...私の目...」彼女の瞳を見ながら、ゆっくり挿入する。「好きです...」結衣が言った。「俺も」

キスしながら、腰を動かす。ペースを上げる。呼吸が荒くなる。「もう...イきそう...」「私も...一緒に...」「うん...」

結衣の中で果てた。彼女も同時に達したみたいで、体を震わせて俺にしがみついた。

しばらく抱き合ったまま、息を整えた。

「...これから、どうなるんですかね、私たち」結衣が不安そうに聞いた。「どうにかなるさ。でも、会いたい時に会える関係でいたい」「セフレ...ってことですか?」「嫌?」「いえ...それがいいかも。私も、縛られたくないし」

それから結衣とは月2回くらい会うようになった。セフレ関係。でも、ただ体だけじゃない。趣味の話もするし、お互いの愚痴も聞く。年の差9歳。でも、居心地がいい。コミケで出会った院生との関係。続くだけ続けばいいと思ってる。