終電逃した28歳OLと過ごした一夜

30歳になって思うのは、人との出会いなんて本当に偶然だってこと。

金曜の夜、会社の飲み会を適当に切り上げて、駅のベンチで電車を待ってた。酔っ払いの声が遠くで聞こえる。そんな時、隣に誰かが座った。

「はぁ...終電、逃しちゃった」

振り向くと、スーツ姿の女性。28くらいか。疲れた顔してるけど、整った顔立ちで美人だ。髪を後ろで一つに結んで、メガネかけてる。

「大変ですね」俺が声をかけると、彼女はこっちを見た。「そうなんです。飲み会長引いちゃって...もう最悪」「分かります。俺も今、飲み会帰りで」「あ、同じですね」

彼女が少し笑った。疲れてるけど、笑顔は柔らかい。

「終電ないなら、どこか時間潰します? カフェとか」俺が提案すると、彼女は少し迷ってから「そうですね...お願いします」と頷いた。

近くのファミレスに入った。カウンターに並んで座る。

「私、広告代理店で営業やってて。毎日終電ギリギリなんです」彼女—名前は麻衣って言った—がため息をついた。「大変そうですね」「ほんと。でも、誰にも愚痴れなくて」「俺でよければ、いくらでも聞きますよ」

そこから話が弾んだ。彼女の仕事の愚痴、俺の転職の話、お互いの趣味。気づけば1時間経ってた。

「実は私、最近彼氏と別れたんです」麻衣がぽつりと言った。「仕事忙しすぎて、会う時間もなくて。向こうから振られました」「それは...辛かったですね」「でも、なんか。今日こうやって話してたら、久しぶりに楽しいなって思えました」

彼女の笑顔を見て、胸が温かくなった。疲れてるはずなのに、こんなに素直に笑えるんだ。

「あ、コーヒーおかわりします?」俺が聞くと、麻衣が「お願いします」と答えた。注文しようとして、手が触れた。彼女は避けなかった。

「ね...手、温かいですね」麻衣が小さく言った。距離が近い。50センチもない。彼女の香水の匂いがふわっとする。シトラス系の爽やかな香り。

「麻衣さんも」「私...実は、さっきから緊張してて」「俺もです」

お互い笑った。距離がさらに近づく。30センチ、20センチ。

「ねえ...」麻衣が俺を見上げた。「私、今日これで帰りたくない」「俺も」

目が合う。3秒、5秒。もう我慢できない。

「俺の部屋...近いんですけど」「...行きたい」

彼女の手を握った。細くて、少し震えてる。

タクシーで部屋まで。無言のまま。でも、手は繋いだまま。

部屋に着いた瞬間、麻衣から抱きついてきた。「ごめん...待てなくて」「俺もです」

キスした。舌を絡めながら、彼女のブラウスのボタンを一つずつ外していく。彼女も俺のシャツを脱がせる。急いでるけど、丁寧に。

「ベッド...行こう」

麻衣のスカートを脱がせる。黒いストッキング、その下のベージュのショーツ。ストッキングも脱がせて、ショーツに手をかける。

「恥ずかしい...」「綺麗です」

全部脱がせると、彼女の裸が目の前にある。細身だけど、胸は大きめ。綺麗な体だ。

「私も...脱がせたい」

麻衣が俺のズボンを下ろす。パンツも。「すごい...」彼女が目を丸くする。「恥ずかしいですよ」「でも...嬉しい」

お互い裸になって、ベッドに倒れ込む。

麻衣の胸に手を伸ばす。柔らかくて、温かい。乳首を指で転がすと、「んっ」と声が漏れる。舌で舐めると、「あ...そこ...」体が震える。

「もっと...触って...」

太ももの内側に指を這わせる。もう濡れてる。指を入れると、「あぁっ」と大きな声。「気持ちいい?」「うん...でも...もっと欲しい...」

「俺も...入れていい?」「うん...来て...」

麻衣の両足の間に入って、ゆっくり挿入する。きつい。熱い。彼女の顔が歪む。「大丈夫?」「うん...奥まで...」

全部入った。しばらく動かずに、お互いの感覚を確かめる。「動くね」「うん...」

ゆっくり腰を動かす。彼女の中が俺を締め付けてくる。「気持ちいい...」「俺も...」

ペースを上げる。麻衣も腰を動かして合わせてくる。「あ...あ...そこ...いい...」

「横になろう」

二人とも横向きになって、後ろから抱きしめる形で入れる。「あ...角度が...違う...」「どう?」「いい...すごくいい...」

片手で胸を揉みながら、ゆっくり突く。麻衣のお尻が俺の腰に当たる。「もっと...深く...」「こう?」「うん...そこ...」

「次...私が上になりたい」

仰向けになると、麻衣が跨ってきた。自分で入れて、腰を下ろす。「はぁ...奥まで...来てる...」

麻衣が腰を動かし始める。上下に、円を描くように。胸が揺れる。メガネ外した顔、色っぽい。

「麻衣さん...すごく綺麗」「そんなこと...言わないで...恥ずかしい...」

でも嬉しそうに笑ってる。ペースが速くなる。俺も下から突き上げる。「あっ...ダメ...もう...」「俺も...限界...」「一緒に...イきたい...」「うん...」

麻衣の中で果てた。彼女も同時に達したみたいで、体を震わせて俺に倒れ込んできた。

「はぁ...はぁ...」お互い息が荒い。汗だくだ。でも、気持ちいい。

しばらく抱き合ったまま。彼女の心臓の音が聞こえる。

「...すごく良かった」麻衣が小さく言った。「俺も」

シャワーを浴びて、またベッドに戻った。

「ねえ...明日、どうする?」麻衣が聞いた。「このまま...一緒にいたいです」「私も」

朝まで抱き合って寝た。

次の日、麻衣は笑顔で帰っていった。「また...会える?」「もちろん」

一夜限りのつもりだった。でも、連絡先交換して、次の週末にまた会った。今も、月に数回会ってる。

終電逃した夜の出会い。偶然だったけど、今は大切な関係になった。