46歳の人妻に調教されたSMの世界
俺が初めて本格的なSMプレイを経験したのは、36歳の時だった。相手は同じ会社の取引先で知り合った46歳の人妻、Rさん。
彼女とは仕事の打ち合わせで何度か顔を合わせるうちに、会食を重ねるようになった。最初は単なるビジネスの延長だったが、次第にプライベートな話もするようになり、気づけば週に一度は会うような関係になっていた。
「実は私、旦那とはもう何年もレスなの」
ある日の食事の席で、Rさんがぽつりと言った。俺は驚きながらも、なぜかその言葉に胸が高鳴った。彼女は落ち着いた雰囲気の美人で、歳を重ねた女性特有の色気があった。細身で背が高く、いつもシックな服装をしていた。
「君は...そういう経験、どれくらいあるの?」
彼女が俺の目を見つめながら尋ねた。俺は正直に答えた。彼女はふっと笑うと、「じゃあ、今度私の家に来ない?」と言った。
彼女の家を訪ねたのは、その一週間後の平日の昼間だった。旦那は出張中だという。玄関を入ると、彼女は普段とは違う、体のラインが分かる黒いワンピースを着ていた。
「緊張してる?」
リビングに通されると、彼女がそう言って俺の肩に手を置いた。俺は正直に頷いた。彼女は優しく微笑むと、「大丈夫。最初はゆっくり教えてあげるから」と言った。
それから彼女は、俺をベッドルームへと案内した。部屋に入ると、そこには見慣れない道具がいくつか置かれていた。革製の手錠、目隠し、そして何本かの鞭。
「私、実はこういうのが好きなの。でも旦那には理解してもらえなくて」
彼女はそう言いながら、俺の服を脱がせ始めた。俺は抵抗することなく、彼女の言う通りにした。全裸になった俺を、彼女はベッドに座らせると、目隠しをした。
「これから何が起こるか分からない方が、刺激的でしょ?」
彼女の声が耳元で囁いた。次の瞬間、俺の両手首に何かが巻きつけられた。革製の手錠だった。手を後ろに回され、ベッドポストに固定された。
「じゃあ、始めましょうか」
そう言って彼女が何かを取る音がした。次の瞬間、俺の背中に何かがピシッと当たった。鞭だった。痛みというより、ビリっとした刺激が走った。
「声、出していいのよ」
彼女が言うと、また背中に鞭が当たった。今度は少し強めだった。俺は思わず小さく声を上げた。彼女は満足そうに笑うと、何度も何度も鞭を打った。
痛いはずなのに、不思議と気持ちよかった。彼女の手つき、声、そして鞭の感触。すべてが俺を興奮させた。
「いい反応ね。もっと聞かせて」
彼女は鞭を置くと、今度は俺の体を触り始めた。胸、腹、そして下半身。彼女の手が触れるたびに、俺の体は震えた。
「もう準備はできてるみたいね」
そう言って彼女は俺の目隠しを外した。目が慣れると、彼女の姿が見えた。いつの間にか、彼女は下着姿になっていた。黒いレースのブラとショーツが、彼女の成熟した体を際立たせていた。
彼女は俺の上に跨ると、ゆっくりと腰を下ろした。俺の中に彼女が入ってくる感覚に、俺は思わず声を上げた。
「そう、いい子ね」
彼女はそう言いながら、ゆっくりと腰を動かし始めた。俺は手を拘束されたまま、ただ彼女の動きに身を任せるしかなかった。この無力感が、また快感を増幅させた。
彼女は時折、俺の胸や首筋を爪で引っ掻いたり、噛んだりした。痛みと快感が入り混じって、俺の頭は真っ白になった。
「もっと欲しい? それとも我慢する?」
彼女が意地悪そうに尋ねた。俺は正直に「欲しい」と答えた。彼女は満足そうに笑うと、激しく腰を動かし始めた。
俺はもう限界だった。彼女も同じだったのか、激しく呼吸を荒げながら、俺の中で果てた。俺も同時に果てた。
しばらくして、彼女は俺の手錠を外してくれた。俺は疲れ果てて、そのままベッドに倒れ込んだ。彼女は俺の横に横たわると、優しく髪を撫でてくれた。
「どうだった? 初めてのSM」
俺は正直に「すごく良かった」と答えた。彼女は嬉しそうに笑うと、「じゃあ、また来てくれる?」と尋ねた。俺は迷わず頷いた。
それから俺たちは、週に一度会うようになった。毎回、彼女は新しいプレイを教えてくれた。ロウソク、浣腸、言葉責め。どれも初めての経験だったが、彼女と一緒だったから怖くなかった。
「私、君と会える時間が一番幸せなの」
ある日、彼女がそう言った。俺も同じ気持ちだった。ただセックスをするだけじゃない、お互いを求め合う特別な関係。それが俺たちの関係だった。
この関係がいつまで続くのかは分からない。でも今は、彼女と過ごす時間を大切にしたいと思っている。