相席居酒屋で出会った21歳のOLとの一夜

36歳、独身。IT企業でプロジェクトマネージャーをしている俺は、仕事帰りにふらっと相席居酒屋に立ち寄った。特に誰かと出会いたいわけじゃなかったが、一人で飲むのも寂しいと思ったからだ。

席に座ると、すぐに店員が女性を案内してきた。21歳、新卒1年目だという彼女は、明るい笑顔で「よろしくお願いします」と言った。

「お疲れ様です。仕事帰りですか?」

「そうなんです。残業続きで疲れちゃって」

彼女の名前は愛美。広告代理店の事務として働いているという。若くて、エネルギッシュな感じだった。

最初は仕事の話をした。彼女は社会人1年目で、まだ慣れないことが多いと言った。

「毎日覚えることばかりで大変なんです」愛美が言った。

「俺も新人の頃はそうだったよ。でもすぐ慣れるから」

「本当ですか?それ聞いて安心しました」

愛美の表情が明るくなった。話しているうちに、自然と会話が深くなっていった。

「実は最近、ちょっと悩んでて」愛美がぽつりと言った。「仕事とプライベートのバランスが取れなくて」

「それすごくわかる。俺も36歳になってもまだ独身だし」

「私も彼氏いないんです。仕事忙しくて出会いもないし」

「一緒だな」

俺は笑った。愛美も笑った。その瞬間、なんだか二人の距離が縮まった気がした。

「でも今日、来てよかったです」愛美が言った。「こうやって話せる人に会えて」

「俺も」

お酒も進んで、二人とも少し酔っていた。気がつけば、カウンターで隣同士に座っていて、肩が触れていた。愛美は避けなかった。甘い香水の匂いがした。

「ね、顔近くないですか?」愛美が囁いた。

距離は10センチもない。愛美の頬が少し赤い。俺の心臓が激しく鳴っている。

「そうだね」

俺は愛美の目を見つめた。3秒、5秒。愛美が小さく唇を舐めた。

「この後...時間あります?」愛美が小さく聞いた。

「ある」

「じゃあ...」

愛美は俺の手を握った。温かくて、柔らかかった。

「どこか行きましょう」

俺たちは店を出て、近くのホテルに向かった。タクシーの中で、二人とも無言だった。でも、手は繋いだままだった。

ホテルの部屋に入ると、愛美が俺を見た。

「緊張してます」

「俺も」

俺は愛美を抱き寄せて、キスをした。柔らかい唇。甘い味。愛美も応えてくれて、舌が絡み合った。息が荒くなる。

俺は愛美のブラウスのボタンを外し始めた。一つ、また一つ。黒いレースのブラジャーが見えた。愛美は恥ずかしそうに目を伏せた。

「見ないでください...」

「綺麗だよ」

俺はブラのホックを外した。小ぶりだけど形の良い胸が現れた。乳首を指で触れると、愛美が「んっ」と小さく声を出した。

「敏感だな」

「恥ずかしい...」

俺は愛美をベッドに押し倒した。首筋にキスをすると、愛美の身体が小さく震えた。胸を舐めると、愛美の喘ぎ声が大きくなった。

「あっ...そこ...」

俺は愛美のスカートを脱がせた。ピンクのレースのショーツ。その上から触れると、すでに湿っている。

「こんなに濡れて」

「だって...」

愛美は顔を手で覆った。俺はショーツを脱がせた。そして、自分も服を脱いだ。

「初めてじゃないよな?」

「初めてじゃないです」

俺は愛美の上に覆いかぶさった。ゆっくりと挿入する。きつい。熱い。愛美が「あっ」と声を上げた。

「大丈夫?」

「大丈夫...気持ちいい」

俺は腰を動かし始めた。最初はゆっくりと。愛美の内壁が俺を締め付ける。愛美が小さく喘ぐ。その声に合わせて、少しずつペースを上げていく。

「もっと...」

愛美の言葉に応えて、腰を引いて、また深く突き上げる。愛美が「あっ、そこ」と声を上げた。

「体位変えよう」

俺は愛美を立たせて、壁に手をつかせた。後ろから挿入すると、さっきより深く入る。

「あっ、深すぎ...」

愛美の声が大きくなる。俺は腰を掴んで、ゆっくりと奥まで突き上げる。角度を変えると、愛美が「そこ、いい...」と繰り返した。

しばらくして、ベッドに戻った。今度は愛美を上にした。

「どう動けば...」

「好きなように」

愛美は恥ずかしそうに腰を動かし始めた。上下に動く。俺は愛美の腰を掴んで、下から突き上げる。

「あっ、ダメ...」

「もっと」

愛美の動きが速くなる。汗が滴り落ちる。息が荒くなる。

「もう...来そう」

「俺も」

「一緒に...」

愛美の動きがさらに激しくなった。俺も限界だった。

「イク...」

愛美が身体を震わせた。その瞬間、俺も達した。愛美がぐったりと俺の上に倒れ込んできた。二人とも息が荒い。

しばらくそのまま抱き合っていた。

「気持ちよかった...」愛美が小さく言った。

「俺も」

愛美は俺の胸の中で微笑んだ。

「また、会えますか?」

「どうだろう...」

俺は正直に答えた。これは一夜限りだと、二人ともわかっていた。

翌朝、愛美は先に帰った。連絡先は交換しなかった。

相席居酒屋で出会った21歳のOL。たった一夜の関係だったけど、忘れられない思い出になった。