39歳の俺に26歳の後輩がくれたバレンタインの告白

39歳、バツイチで独身。広告代理店で営業マネージャーをしている俺は、もう恋愛なんてするつもりはなかった。でも、今年のバレンタインデーは違った。

部下の美咲が、俺のデスクにチョコレートを置いていった。小さな箱と一緒に、手紙があった。

「今夜、お時間ありますか?話したいことがあります」

美咲は26歳。入社3年目で、明るくて仕事もできる。でも俺は上司として、一定の距離を保っていた。年齢も離れているし、社内恋愛は面倒だと思っていたから。

その日の夜、約束の喫茶店に行くと、美咲はすでに待っていた。いつもと違って、少し緊張した表情だった。

「お疲れ様です」

「お疲れ様。で、話って?」

美咲は少し間を置いてから、真っすぐに俺を見た。

「課長のこと、好きです」

一瞬、時間が止まったような気がした。

「え...」

「もう我慢できなくて。年齢とか、立場とか、関係ないって思ったんです」

美咲の目が潤んでいた。俺は何と答えていいかわからなかった。

「美咲...俺はバツイチだし、13歳も年上だぞ」

「知ってます。でも、それでも好きなんです」

その言葉に、俺の心が揺れた。正直、美咲のことは可愛いと思っていた。でも、絶対に踏み込んではいけない領域だと思っていた。

「実は、私も最近ずっと悩んでて」美咲が続けた。「このまま何も言わずにいるのは後悔すると思って」

「それすごくわかる」俺は思わず言った。「俺も...実は、美咲のこと気になってた」

美咲の表情が明るくなった。

「本当ですか?」

「本当。でも、仕事のこともあるし...」

「それは大丈夫です。ちゃんと考えてます。誰にも迷惑かけないように」

美咲の真剣な表情を見て、俺は決心した。

「わかった。じゃあ、もう少しちゃんと話そう。場所変えないか?」

「はい」

俺のマンションに行くことにした。タクシーの中で、二人とも無言だった。でも、美咲の手が俺の手に触れた。俺は握り返した。温かくて、少し震えていた。

部屋に着いて、ソファに座った。距離は近い。美咲の甘い香水の匂いがした。

「緊張してる?」俺が聞いた。

「すごく。でも、嬉しいです」

俺は美咲の顔を見た。頬が少し赤い。距離は10センチもない。

「キス、していい?」

美咲は頷いた。

俺は美咲を抱き寄せて、唇を重ねた。柔らかい。甘い。美咲も応えてくれて、舌が絡み合った。息が荒くなる。

「美咲...」

「もっと...」

俺は美咲のブラウスのボタンを外し始めた。一つ、また一つ。白いレースのブラジャーが見えた。美咲は恥ずかしそうに目を伏せた。

「見ないでください...」

「見たい」

俺はブラのホックを外した。豊かな胸が現れた。乳首を指で触れると、美咲が「んっ」と小さく声を出した。

「敏感だな」

「恥ずかしい...」

俺は美咲をベッドに連れて行った。優しく押し倒して、首筋にキスをした。美咲の身体が小さく震える。胸を舐めると、美咲の喘ぎ声が大きくなった。

「あっ...そこ...」

俺はスカートを脱がせた。ピンクのレースのショーツ。その上から触れると、すでに湿っている。

「こんなに濡れて」

「だって...ずっと我慢してたから」

ショーツを脱がせて、俺も服を脱いだ。美咲は少し恥ずかしそうに俺を見ていた。

「初めてじゃないよな?」

「初めてじゃないです。でも...久しぶりで」

俺は美咲の上に覆いかぶさった。ゆっくりと挿入する。きつい。熱い。美咲が「あっ」と声を上げた。

「大丈夫?」

「大丈夫...気持ちいい」

俺は腰を動かし始めた。最初はゆっくりと。美咲の内壁が俺を締め付ける。美咲が小さく喘ぐ。その声に合わせて、少しずつペースを上げていく。

「もっと...深く」

美咲の言葉に応えて、腰を引いて、また深く突き上げる。美咲が「あっ、そこ」と声を上げた。

しばらくして、俺は美咲を横向きにした。後ろから抱きしめるように挿入する。

「あっ...さっきと違う...」

角度が変わって、さらに深く入る。美咲の耳元で、俺は囁いた。

「気持ちいいか?」

「すごく...課長...」

「今は、名前で呼んで」

「...拓也さん」

その声に興奮して、俺はペースを上げた。美咲の腰を掴んで、奥まで突き上げる。美咲が「あっ、あっ」と乱れた声を出す。

「もう一回、体位変えよう」

今度は美咲を上にした。美咲は恥ずかしそうに俺の上に跨った。

「どう動けば...」

「好きなように動いて」

美咲はゆっくりと腰を動かし始めた。上下に動く。俺は美咲の腰を掴んで、下から突き上げる。

「あっ、ダメ...そんなに...」

「もっと」

美咲の動きが速くなる。汗が滴り落ちる。息が荒くなる。

「もう...来そう」

「俺も」

「一緒に...」

美咲の動きがさらに激しくなった。俺も限界だった。

「イク...」

美咲が身体を震わせた。その瞬間、俺も達した。美咲がぐったりと俺の上に倒れ込んできた。二人とも息が荒い。

しばらくそのまま抱き合っていた。

「幸せ...」美咲が小さく言った。

「俺も」

美咲は俺の胸の中で微笑んだ。

「これから、どうします?」

「ゆっくり考えよう。でも、美咲のこと大事にしたい」

「私も...」

あの日から、俺と美咲は付き合うことになった。会社には秘密だけど、いつか正式に報告しようと思っている。

39歳で再び恋をするとは思わなかった。でも、美咲と出会えて本当によかった。