六本木で出会った彩香との忘れられない夜
今でも忘れられない体験がある。俺が28歳、IT企業で働いていた頃の話だ。金曜の夜、同僚と六本木で飲んでいると、バーカウンターで一人グラスを傾ける女性が目に入った。黒のワンピースに身を包み、長い髪を耳にかける仕草が色っぽい。思い切って声をかけた。「一人なんですか?よかったら一杯どうですか」彼女は少し驚いたような顔をしたが、微笑んで「いいですよ」と答えてくれた。名前は彩香、30歳でアパレル関係の仕事をしているという。
話しているうちに、お互いの距離がどんどん近くなっていった。「ねえ、もっと静かな場所で話さない?」と彼女が囁く。「うちが近いんだけど...」俺がそう言うと、彩香は少し考えてから「行く」と答えた。タクシーに乗り込み、俺のマンションへ向かった。車内で太ももが触れ合うたび、心臓が早鐘を打つ。部屋に着くと、彼女は窓から見える夜景を見ながら「素敵な部屋ね」と言った。俺は後ろから彼女を抱きしめた。「驚いた?」「ううん...待ってた」彼女はそう言って振り返り、俺の唇にキスをした。
ソファに座り、激しくキスを交わした。舌を絡め合い、お互いの息遣いが荒くなっていく。俺は彼女のワンピースのファスナーをゆっくり下ろし、肩に口づけした。「んっ...」と小さく漏れる声。白いレースの下着が露わになる。彼女の胸に触れると、柔らかくて温かかった。「ねえ...もっと触って」彼女が囁く。俺はブラを外し、彼女の胸を両手で包み込んだ。乳首を指でつまむと、彼女の体がビクンと震える。「そこ...気持ちいい...」
ベッドに移動し、彼女の服を全て脱がせた。月明かりに照らされた彼女の裸体は美しかった。俺は彼女の首筋から胸、お腹へとキスを降ろしていく。太ももの内側に唇を這わせると、彼女は恥ずかしそうに足を閉じようとする。「力抜いて...」そう言いながら、俺は彼女の最も敏感な場所に指を這わせた。既に濡れていて、指が簡単に滑り込む。「あっ...だめ...」彼女の喘ぎ声が大きくなる。俺は指を出し入れしながら、同時に胸も愛撫し続けた。彼女の体が弓なりに反り、「もう...イきそう...」と呟く。
コンドームをつけて、俺は彼女の上に覆いかぶさった。「入れるよ」そう言いながらゆっくりと腰を押し込んでいく。彼女の中は熱くて、締め付けが強い。「あっ...すごい...奥まで...」彼女が呻く。最初はゆっくりとしたリズムで腰を動かした。彼女の表情を見ながら、少しずつペースを上げていく。「気持ちいい...もっと...」彼女の足が俺の腰に絡みついてくる。俺は深く突き入れ、彼女の喘ぎ声を聞きながら激しく腰を動かした。
「ねえ...後ろからして...」彼女がそう言うので、体位を変えた。四つん這いになった彼女の腰を掴み、後ろから挿入する。この角度だとさらに深く入る。「あああっ...!すごい...」彼女が叫ぶ。俺は彼女の腰を強く掴んで、激しく腰を打ち付けた。ベッドがきしむ音と、二人の荒い息遣い、肌が触れ合う音が部屋に響く。「もっと...もっと激しく...!」彼女の要求に応えて、俺はさらに激しく突き上げた。
もう一度体位を変えて、彼女を上に乗せた。自分のペースで腰を動かす彼女の姿は淫らで美しい。「あっ、あっ、いい...」彼女は腰を激しく動かし、自ら快感を貪っていく。俺は彼女の腰を掴んでサポートしながら、下から突き上げた。「もう...ダメ...イっちゃう...!」彼女の体が小刻みに震え始める。その瞬間、彼女の中がぎゅっと締め付けてきて、俺ももう限界だった。「俺も...!」最後の数回を力強く突き上げて、俺たちは同時に絶頂に達した。
彼女は俺の上に崩れるように倒れ込み、二人とも激しく息を荒げていた。しばらく何も言わず、ただ抱き合っていた。汗で濡れた肌が触れ合い、心臓の鼓動が伝わってくる。「すごかった...」彼女が小さく呟いた。
朝、目が覚めると彼女の姿はなかった。テーブルの上に小さなメモが置いてあり、「ありがとう。素敵な夜だった」とだけ書いてあった。連絡先も交換していなかったから、それきり会うことはなかった。あの体験があったから、今の私がある。